バラの日本史
 
第10章 現代

第10章 現代

1998(平成10)年、ミニチュアローズが宇宙飛行士の向井千秋さんと共にスペースシャトル・ディスカバリーに乗り込みました。無重力状態が香りの生成にどう影響するかという実験のためです。バラは宇宙飛行中、栽培装置の中でみごとに開花したということです。

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向井さんと宇宙へ行った
『オーバーナイト センセーション』
 
日本のバイオテクノロジーもバラの研究開発等に大きく貢献しています。
バラには青い色を出すために多くの植物が利用しているデルフィニジンという色素が無く、見た目で青色系のバラはいくつか作出されてきましたが、青色色素に由来する青いバラは存在しませんでした。
サントリーはオーストラリアのフロリジン社と共に『青いバラ』を作る研究を進め、2009(平成21)年には科学的な青バラ「アプローズ」の市販が始まりました。
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『アプローズ』
撮影場所は西武ドーム
照明があたってはいますが、この色です
 
毎年世界各国の育種家やナーセリーにより多くのバラの新品種が発表されています。
日本でも国際的な新品種コンクールが開催され、受賞花を中心に新しいバラが販売され、栽培されています。
それとは別に、日本独自のバラも開発されています。
京阪園芸の『F&Gローズ』は、切り花品種とガーデンローズのいいとこ取りをした新しいバラのカテゴリーと言えます。
また、Rose Farm KEIJIの『和ばら』は和心を持つバラとして、すべて日本語の名前が付けられます。

 

バラの日本史は、この先も、何処までも何処までも、日本にバラがある限り続きます。

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