バラの日本史
 
第3章 鎌倉時代

第3章 鎌倉時代

鎌倉時代になると、最古のバラの絵と言われるものが残っています。
「春日権現験記」です。春日大社の霊験を描く20巻の絵巻物です。貴族の風俗なども描かれています。
狩衣や十二単の人々が集うお屋敷には広いお庭があります。いわゆる前栽というのでしょうか、縁側から眺められるお庭です。そのお庭の片隅の緑色に盛り上がったところに赤い花のブッシュが描かれています。
バラだそうです。しかもコウシンバラだそうです。
研究者は細かいところまで良く見るものです。
素人は、言われてみれば確かにバラかも!と感心するばかりです。
お庭に咲いたバラを描いているなら、最古のバラガーデニングの証拠絵ということになりますね。

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