バラってなあに?
 
 2-6 使い方いろいろ

 2-6 使い方いろいろ

 
バラには大きく分けて2つの使い方があります。
ひとつは、お部屋や会場をかざって楽しむこと。
もうひとつは、お庭や植木ばちに植えて育てて楽しむこと。
両方の使い方に向いているバラもありますが、お部屋や会場をかざるのに向いているバラと、植えて育てるのに向いているバラは、ちがうところもあります。
どんなふうにちがうのか、見てみましょう。

 

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お部屋や会場をかざるバラ
≪切り花用のバラ≫

お部屋や会場をかざるのに向いているバラを、英語でカットフラワーローズまたはフローリストローズと言います。カットは切る、フラワーは花、フローリストはお花屋さん、ローズはバラです。つまりお花の咲いているえだを切って、お花屋さんで売っているようなバラのことです。ここでは日本語で『切り花用のバラ』とよぶことにします。

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バラを花びんに入れてかざるのなら、根っこはいりませんね。切り花用のバラはお花の咲いているえだだけ”切って”売られています。だから”切り花”と言うのです。

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野菜やお米が農家で作られるのと同じように、バラはバラの農家で作られています。日本の農家だけでなく外国の農家から運ばれてくることもあります。農家で切ったバラが、みなさんのおうちに着くまでにかれてしまったら大変ですから、じょうぶになるようにバラを品種改良(ひんしゅかいりょう)しています。品種改良とは、色々なバラのいいところを合わせて新しいもっといいバラを作ることをいいます。

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バラの農家の人は、たくさんバラが咲いたほうがたくさん売ることができてたくさんお金がもうかりますよね。バラが1年に1回しか咲かなかったら売るものがなくてこまってしまいます。だからなるべく何回も咲くようにバラを品種改良しています。

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お部屋や会場にせっかくかざったバラが、あっという間に散ってしまったらがっかりです。かれた花びらが落ちているとお部屋もなんだか散らかっているみたいでこまります。だからお花が長もちするようにバラを品種改良しています。

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お花が長もちすることを一番に考えると、香りのことは二番目、三番目になってしまいます。香りがなくても長もちするほうがかざっておくときは便利ですよね。だから香りがないバラもたくさんあります。

 

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育てて楽しむためのバラ
≪ガーデン用のバラ≫

育てて楽しむのに向いているバラを英語でガーデンローズと言います。ガーデンはお庭、ローズはバラです。お庭や植木ばちに植えるために根っこまでついたバラのことです。ここでは『ガーデン用のバラ』とよぶことにします。

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ガーデン用のバラは、お庭や植木ばちに植えるために根っこつきで売っています。葉っぱやつぼみやお花や実(実がなるバラとならないバラがあります)のようすを見たり、大きく成長するのを見たり・・・バラの全体のようすを楽しみます。

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ガーデン用のバラも、切り花用のバラと同じようにバラの農家で作っています。買った人がお庭や植木ばちに植えて育てるのですから切らずに根っこごとお店で売ります。世界中のプロの人たちが、ガーデン用のバラを品種改良(ひんしゅかいりょう)して色々な色や形の新しいバラを作っています。もちろん日本でもどんどん新しいバラが作られています。

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ガーデン用のバラは、1年に何回も咲くものも、1年に1回しか咲かないものもあります。
1年に何回も咲くものでも特に綺麗に咲くのは春と秋です。
1年に1回しか咲かないバラは春ころに咲きます。たった1回だからこそ七夕のおりひめとひこぼしのように今年もあえた!と感動しちゃいます。

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お庭には雨もふります、風もふきます。バラもあっという間に散ってしまったりします。でも、それでもいいんです。チューリップだってタンポポだってみんな散るでしょう?お庭ではそれが自然なのです。お花が咲いているときばかりでなく、咲く前も咲き終わってからも楽しむのが、ガーデン用のバラのいいところです。

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お庭やベランダにあるバラからいい香りがするととっても幸せな気持ちになります。バラの香りをかぐと心がおちつくそうですよ。ガーデン用のバラは香りも大切にされています。

 

切り花用のバラとガーデン用のバラ。どっちがキレイだとかどっちがエライだとかいうことはありません。使い方がちがうから“こせい”がちがうだけで、どっちもおんなじようにバラなんです。

私たち人間は、バラといつもいっしょにくらせるように、いろいろなバラを作り出しているのです。

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