書いて発散シリーズ:蛾に好かれた編

すみませんが、書きますよ。
おぞましい光景が何度もフラッシュバックしてきて、ほとほと嫌になっています。
発散しちゃいます。
一緒に悪い夢を見たくない方は、ここで遠慮なく画面を閉じてくださいませませ。
 
 
時は昨日の夕方、19時前くらいです。
私は電車に乗っていました。
地下鉄から乗り入れた東急線です。東急線内では地下と地上を出たり入ったりします。
ドアから2番目か3番目の席に座っていました。(←ショックのあまり記憶が曖昧)
膝の上にバッグを置いて手はバッグの上に乗せていました。
突然、私と隣の男性(おじさん)の間あたりから「ぶぶぶ」という振動を感じました。
隣の人のスマホのバイブレーション通知かな?と思いました。
でも、なんだか肘のあたりがくすぐったいような?と目をやると・・・
いたんです、蛾!
しかも大きいの!茶色いの!
蝶で言ったらモンシロクラスではなくアゲハクラスの大きさです。
それが、ぶぶぶって羽ばたいてるの!!!
すごい勢いで私は立ち上がりました。
蛾は私のスカートの腰というか腿というかのあたりにヒシッとつかまって羽ばたき続けています。
ここじゃやばい、人のいないとこ、と思いドアのところまで行って、バッグで振り落としました。
蛾は床に落ち、それからどこか見えないところに行きました。(っていうか目をそらしたのでもう知らない)
 
私、そもそも足の数が4本より多い生き物の存在は許していないのですけど。
そいつに抱き着かれるなんてもっともっと許していません。
(でも昔バス停でセミにも同じように抱き着かれたことがあり、私ゃ電柱かと憤った)
ヤツが最初からそこにいたのか、途中でどこかから忍び込んできたのかは今となってはわかりません。
でも、
でも、
こんなのイヤーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

ふぅ。
発散しました。
ちょっとは気が晴れた・・・かなぁ?
 
それにしても、この私が「わぁ」とも「ぎゃぁ」ともひとことも言わず、全力疾走もせず、粛々と振り落としたのですから、それだけでも金メダルもの。
 
さて、
気を取り直すとしますか。
 
ここまで読んでしまった皆様、悪い夢をみないよう、爽やかな一日をお過ごしください。

コメント

  1. もも より:

    お察しします~~。悲鳴を上げる余力もないほどの精神的ダメージだったのではないですか?
    想像したらぞぞぞぞーっと、真夏の階段並みに暑さを忘れました。
    だって、エッセイとか小説のように、語りが上手なんだもの。文章がうまいって功罪だわー。←ぇ。

    私は、腕めがけてセミが激突してきたことが、この夏一番のダメージです。
    あの感触を思い出しただけで、めまいで倒れそうになります(爆)。

    秋までおぞまい遭遇事件が起きそうで気が抜けませんね。

    • ラ・ロズレ より:

      何度も思い返すと記憶が定着してしまうので、思い返したくないのですが、なかなか忘れられません(涙)
      セミも終焉のピークをむかえつつあるようで憂鬱です。
      私はももさんのサンダルの中にセミがいたお話しを聞いて以来、ベランダのサンダルは必ず振ってから履くことにしています!
      おぞましい事件はできる限り減らしたいです。暑さだけでも倒れそうなのに違うめまいがプラスされたら打撃が大きすぎです。

  2. Keiko より:

    それはそれは大変でしたね。
    その時の様子を想像するだけでお気の毒で言葉もありません。
    冷静に対処なさったとのこと、ご立派です。

    でも、私はどちらかと言うと足のないほうが苦手かもです。
    こんなふうに言うと「それはもちろんです!」と言われそうですが
    多すぎても少なすぎてもよくないものって結構ありそうですね。
    ちなみに私は人がたくさん集まっているのを見るとゾッとします。

    • ラ・ロズレ より:

      そうそう、本当に、もちろん、です。
      多すぎるのも少なすぎるのも困ります。違いは個性なんていうレベルではありません。あれはダメ!^^;;;
      人間もヒッチコック的な恐怖の対象になり得ますね。
      でもそれを深く考えると、毎朝ラッシュで倒れなければならなくなるので、なるべく下を向いて歩くことにしています。(これホント。人混みでは人を見ないで歩きます^^;)