残暑お見舞い申し上げます

お盆を過ぎると途端に気持ちが秋に向いていきます。
私には宿題はありませんから、あと10日ちょっとで9月かと思ってわくわくします。
東京は梅雨より梅雨らしい変なお天気が続き、気温は多少低かったものの決して快適だったわけでなく、体調を崩した人もいます。
「気温の変化について行かれません」とマスクをして来た女の子、この蒸し蒸しの日にマスクなんて余計に蒸れそうで可哀想でした。

お盆は、東京では個人経営の商店などではわりとお休みをしますし、工場系やその関連の企業ではまるまる一週間休みにしたりもします。
一般企業ではカレンダー通りの営業が多いのではないでしょうか。
でも、人はこの時期に休みを取ります。お盆の帰省をしなければならない人と山の日の祝日を利用したレジャーの人とが重なることもあります。
私の働いている職場では、郵便物や宅配の荷物は専用の部署が管理してそこで業者さんと授受します。何しろ量が膨大なのでね。
今週は郵便の集荷にいつもの担当者ではなく見慣れぬ人がやって来ました。
普段だったら郵便物の置き場所とか手順とか担当者さんと暗黙の了解があってスルスルっと終わることが初めての人だといちいちはかどりません。
でも見ているとそういうこと以前に、なんだかやっていることが妙にたどたどしいのです。
聞くと「行って集めて来いと言われた」ですと!
子供のお使いですかっ!
後日いつもの担当者にその話をしたら、お盆でとにかく人手が足りなくて、内勤の人が集荷に駆り出されたのだそうです。
そりゃ慣れていないのは当然ですね。「行って集めて来る」が精一杯なわけです。

お盆、なにかと大変です。

私も今年はわりと大変で、お稲荷さんをひとりで60個作ったり、お素麺を大量に茹でたり、天ぷらを大量に揚げたり、自家製梅ジュースを薄めて氷をいれて茶托にセットしたりしました。
地域によって呼び方は違うようですがK家近辺では「あらぼん」と言っています。
長男嫁は専ら接客なので、その地域に住んでいないので誰が誰やらひとりも知らない次男嫁とその娘と三男嫁(←これが私)の裏方用に私は割烹着を用意しました。
だって、割烹着を来ていればお洒落しなくてもいいし、袖があるから油跳ねてもいいし、知らないお客さんとすれ違っても「あぁお手伝いの人が来てるんだな」と思ってもらえてお客さんもこちらも楽だし、働いてるっぽく見えるし、冠婚葬祭っぽくも見える、これサイコー!と私は思ったのですよ。
でも、身内はみんな不思議そうな顔をしていました。次男なんか「割烹着見たのはS◯◯P細胞以来だな」とまで^^;
割烹着ってイマイチですか?
洋装用だと裾にフリルがなくて和装用だとフリルがあったので和装用にしたから袖がダボダボだったのが余計に悪かったかしらん?
私はエプロンよりフォーマルっぽくていいと思うのですけれどねぇ?

コメント

  1. もも より:

    一人でお稲荷さん60個!!
    私はお稲荷さんを60個見たことがありません。作るなんて気が遠くなります。
    お疲れ様でした…。
    当たり前と思って受け取る人には見えていないとしても、それを完遂してくれる人がいるお陰で結果を得られるってことですね。

    • ラ・ロズレ より:

      儀式って「形」ですからね、実際に食べるかどうかは別問題。
      飽きるほど作った料理を飽きるほど食べるという結果を得たような気がしなくもありません^^;
      でも途中でバラ談義を挟みながらなんとか終わりました。
      バラは本当に清涼剤ですわ。

  2. Keiko より:

    割烹着,大好きです。イタリアにも1つ持ってきました。
    袖にゴムが入っていることが仕事にとってもいいのです。
    さっとたくし上げることができて洋服の袖口が汚れないし、濡れないし。

    可愛いだろうなぁ、小柄なロズレさんの割烹着姿。

    • ラ・ロズレ より:

      割烹着って機能的でいいですよねー。
      私も好きなのですが、なんか古いイメージがあるのでしょうか。
      私の見栄えは・・・
      次男の娘の女子高生にはちょっとだけ負けたかな(笑)