読書週間2014

せっかく読書週間というイベントを作ってくれているのですから、この間は雑誌やコミックやエッセイ、そしてバラ本以外!(←大きな縛りだ)・・・の本を極力読むことにしています。

今年は、岩波少年文庫とは言えなかなかに重い『第九軍団のワシ』をセレクトしました。

出版が岩波少年文庫ということで、とある少年、というより青年のお話しです。
作者はイギリス人、という翻訳もの。
舞台はブリテン島、時はローマ帝国時代。
ご存知の方はご存じでしょうが、ローマ軍はブリテン島にまで勢力を拡大していました。
<ハドリアヌスの城壁>は確か世界文化遺産になっていたと思います。

翻訳ものは馴れないと読みにくいので久しぶりに神経を使いました。
決して翻訳者が悪いというわけではなく、日本人に馴染みのない習慣などがたくさん出てくるのがいけないのです。
最初はうぅぅ・・・と思いますが読んでいくうちに馴れるものですよ、こういう世界も。

さすがにイギリス人作家さん、主人公の青年が目にするお庭にはちゃんとバラが咲いています。
こういうところがやっぱりイギリスですよね、当然のようにバラですよ。
今は21世紀ですが、この頃って1世紀とか2世紀頃でしょう、どんなバラが咲いていた想定なのかしらん。
って、
いやいや、いやいや、
私は文学を読んでいるのでした。
そして青年は・・・と・・・

コメント

  1. Keiko より:

    おお、食欲の秋を満喫されているかと思えば
    しっかり読書の秋も実践なさっているのですね。
    さすがですわぁ。
    あの頃のバラって、きっと素朴なバラだったのでしょうねぇ。
    でも、香油などはすでに日常的に使われていたわけで
    結構いい香りのバラたちが咲き誇っていた気もします。

    • ラ・ロズレ より:

      防災ナントカ、読書ナントカ、せっかく大々的なキャンペーンが行われるわけですから、普段流行には乗らなくてもこういうところには乗るべきでしょうと思うわけです。
      ネロさんもクレオパトラさんもバラ大好き人でしたね、ブリテン島はローマ本国よりもエジプトよりもかなり寒いので浴びるほどは咲かないかなぁ?と変な心配をしています。