醤油卓上瓶

栄久庵さんの訃報と共に、栄久庵さんデザインのこの醤油卓上瓶の写真がネット上にたくさん出てきています。

小学生の頃、夏休みや冬休みに母の実家でお手伝いをしました。
この醤油瓶に水を入れて机の上に置いていくのが私の役目のひとつでした。
祖父は書道教室を開いていて、この醤油瓶は墨をする水を入れるのにぴったりだったのです。
お醤油をお皿に垂らす便利さと水を硯に垂らす便利さはイコールです。
10数個くらいあったでしょうか、水を入れ替えたり注ぎ足したりして机にセットして、座布団もセットして、生徒さんたちが来る前の準備に精を出しました。
当時は張り切って一生懸命にやったものですが、今思えば簡単な作業ですね(笑)

この瓶を見ると、お醤油ではなく、下町の母の実家を思い出します。
広い畳の部屋、洋間というものを増築してソファーなんていうものに座ってみた感動(洋間はお金持ちの家にあるものだった)、隣家と密着している開かずの窓から聞こえる隣家の九官鳥の声(窓を開けるとお隣さんと握手できたと思う)、2階を増築した時に初めてのぼった広くてつるつるした階段(平屋か団地にしか住んだことが無かったので室内の階段はびっくり)、そして屋根の上に忽然と現れたベランダという名の物干し台(屋根の上というのが楽しかった)、お祭りで掬った金魚、風鈴付きの吊りしのぶ、庭の夾竹桃、黒電話、小銭がずっしり入った祖母のがま口、ホットミルク・・・・・・

この瓶の中にはお醤油のほかに昭和という時代も入っているみたいです。

バラエン 其の一

古本の中から「バラエン」というものを見つけました。
昭和初期の植物の通販目録です。
「バラエン」というタイトルなので薔薇の目録かと期待しましたが、植物全般の目録で薔薇も含まれるというものでした。
私が買ったのは「新發賣品と特價提供號」と「五月の特賣品」。
旧字がちゃんと表示されていますか?^^;
昭和6年と昭和8年の発行なので旧字だらけなんです。
発行は「株式会社薔薇園植物場」、兵庫県の会社です。
検索してみると現在の「有限会社 薔薇園植物場」さんではないかと思われます。
明治24年から花卉生産を始め、大正10年には薔薇の取り扱いを始め、昭和初期に植物目録を作成し全国に向けて植物各品目の通信販売を始めた歴史ある会社です。
この昭和初期の通信販売の目録を今回私は手に入れたのではないかと思います。
古い目録なので詳細に紹介させていただいても問題ないでしょうねぇ?
本館にまとめるつもりですが、読んでいるととっても面白いので薔薇以外の部分もこちらで少しずつ紹介していきますね。
 
今日はまず表紙と
 
080209_01
 
薔薇のページのイメージを。
 
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昭和6年。この目録さん、喜寿ですわ(^^)

絶滅シラケ鳥

私が毎日読んでいる作家さんのサイトでの今日の話題はおやじギャグ。
おやじギャグは寒いという話しでした。
そして、最近は「寒い」が一般的ですが昔は「シラケ鳥」なんていうのがいたと・・・。
ををっ!そうでした、シラケ鳥!懐かしい~。
十何年前だか何十年前だか^^;は、そこらじゅうにシラケ鳥が飛び交っていましたっけ。
歌もありましたよね。南の空へ~♪とか。
あのシラケ鳥は今では絶滅したのでしょうか。
いや、保護しようなんて思っているわけじゃありませんケド
あんなにたくさん飛んでいたのにね、と思って。。。