世界バラ会儀2006

古本屋さんで日本ばら会さんの「ばらだより」増刊号を入手しました。
2006年に大阪で開催された「世界バラ会議」アジア初開催記念号です。
6年も前のことになりますが、探してもあまり情報が無かったことなので、今ここで、今年開催された国際ヘリテージローズ会議の余談のつもりで記録を残しておきたいと思います。
【開催スケジュール】
2006年5月9日~22日
5月9日~11日 プレツアー
5月11日     登録受付、コンベンションツアー、ローズショープレスプレビュー
5月12日     コンベンションツアー、ローズショー(一般公開)、各委員会
5月13日     コンベンションツアー、ローズショー(一般公開)、各委員会
5月14日     講演会、コンベンションツアー、ローズショー(一般公開)、各委員会
5月15日     コンベンションツアー、歓迎レセプション
5月16日     講演会、コンベンションツアー、各委員会
5月17日     講演会、コンベンションツアー、各委員会、フェアウェルディナー
5月18日~22日 ポストツアー
プレツアー、コンベンションツアー、ポストツアーは名所旧跡巡りです。
もちろんバラ園は「MUST」です。
国際ヘリテージローズ会議と同じですね。
プレツアー
   福山バラ園、厳島神社、錦帯橋、西条での酒蔵見学、倉敷美観地区、鷲羽山、
   RSKバラ園、後楽園
コンベンションツアー
   ・中之島バラ園、東洋陶磁美術館、靱公園バラ園、夕食、車窓からの大阪城見学
   ・第23回全国都市緑化おおさかフェア、東大寺、興福寺での薪能見学
   ・姫路ばら園、姫路城、平安神宮神苑、三十三間堂、東寺、霊山寺、赤膚焼き工房、
    大和文華館、法善寺横町、道頓堀
   ・四天王寺「極楽浄土の庭」、ひらかたパークローズガーデン、伏見大倉記念館、海遊館
   ・葵祭観覧、西陣織会館、京都伝統和菓子店
   ・金閣寺、仁和寺、龍安寺、花フェスタ記念公園、長居植物園バラ園、
    花と緑と自然の情報センター
   ・法隆寺、霊山寺、松柏美術館、浜寺公園ばら庭園
ポストツアー
   ・箱根
   ・第8回国際バラとガーデニングショウ、神代植物公園、ウェルカムパーティー
   ・コースA
     東京都内観光:皇居、浅草寺、東京都庭園美術館、明治神宮(弓場含む)
   ・コースB
     京成バラ園、佐倉草ぶえの丘バラ園
実は私は見事に西日本に不案内なので、お近くの方・詳しい方は「あそこに行ったんだ~」と思っていただければ幸いです。
ポストツアーの訪問先なら全部わかりますが・・・
箱根では箱根山椒薔薇はちゃんと見られたのでしょうね?
国際バラとガーデニングショウがコースに入っているのにはちょっとびっくりでした。第8回のテーマは『英国流 庭のある暮らし』。シンボルガーデンはガートルード・ジーキルの庭でした。(個人的にはバラ柄の長靴ってスゴーイ!で盛り上がっていた回です(笑))
その他のコースは”王道”でしょうね。
次に講演プログラムです。
この冊子は開催前に出ているので当日には変更があったかもしれませんが、予定として書き写しておきます。
5月14日 テーマ:世界のバラ
  午前:日本と中国の野生バラ
    ・御巫 由紀(日本) 「日本の野生バラ」
    ・荻巣 樹徳(日本) 「ロサ・シネンシス―近代バラ発展に果たした役割」
    ・上田 善弘(日本) 「極東のバラいくつか」
    ・胡 永紅(中国) 「揚子江流域の野生バラ」
  午後:ヨーロッパとアフリカのバラについて
    ・Mrs. Odie Masquelier(フランス)
     「コンパニオン・プランツはバラに必要か(ラ・ボンヌ・メゾンの場合)」
    ・Dr. Gerald Meylan(スイス)
     「バラ試作場新花コンテスト―一般の人々に一体どんな価値があるのか」
    ・Mr. Ludwig Taschner(南アフリカ)
     「お熱(暑)いのがお好き―亜熱帯の気候に適したバラの選択」
    ・Dr.Stefan Wagner(ルーマニア)、Dr. Josef Thomas(チェコ)、
     Mr. Juraj Kuba(スロバキア)
     「東欧のバラとバラ園」
5月16日 テーマ:バラの今日と未来
  午前:バラと人間
    ・Dr. Mahmooda Hashmi(パキスタン)
     「パキスタンの歴史と文化でバラの果たした役割」
    ・Mrs. Marijke Petrich(バミューダ)
     「バミューダに見られるバラ―その起源の謎を探る」
    ・Mr. Malcolm Watson(オーストラリア)
     「オーストラリアのバラ―知られざる個性」
    ・蓬田 勝之(日本)
     「バラの香りの科学」
  午後:バラ―21世紀に向けて(1)
    ・Mr. Jacques Mouchotte(フランス)
     「メイアン社から生まれる新しいバラの香り」
    ・Dr. Viru Viraraghavan(インド)
     「バラの育成の最前線―常緑のバラ」
    ・Dr. Zhao Shiwei(中国)
     「中国におけるバラ育種と研究―どんな遺伝形質を導入しようとするのか」
    ・田中 良和(日本)
     「青いバラ:夢?現実?」
5月17日 テーマ:バラの今日と未来
  午前:バラ―21世紀に向けて(2)
    ・Mr. Kelvin Trimper(オーストラリア)
     「21世紀における環境、都市構成の変化、そのバラに及ぼす影響」
    ・Mr. Frank Benardella(アメリカ)
     「アマチュアのバラ育種:その貢献は?」
    ・Mr. Michael O’Loughlin(イギリス)
     「21世紀における英国王立ばら会とイングランドのバラ園」
    ・Dr. Hella Brumme(ドイツ)
     「ザンガーハウゼンの過去、現在、未来:21世紀に向けての計画」
これが2006年のことでした。
世界の人々が一堂に会して、ひたすらこのようなバラの話をするのがバラの会議です。
これからも定期的に会議は続きます。

ポスト・カンファレンス・ツアー残り少

「国際ヘリテージローズ会議2011, 佐倉」の登録申し込みで、ポスト・カンファレンス・ツアー2の定員(定員数80名)が残り少なくなったとの情報が出ています。
 
2011年5月28日(土) 受付、ウェルカム・パーティー
2011年5月29日(日) 開会式、講義 、デイ・ツアー
2011年5月30日(月) 講義、デイ・ツアー
2011年5月31日(火) 講義、デイ・ツアー
 
ここまでが基本メニューで参加費40,000円。(2010年12月31日までに登録の場合)
参加登録はホテル、会場の都合上270名で締め切られます。
 
ポスト・カンファレンス・ツアーは2011年6月1日~6月3日。
ツアー1は、花フェスタ記念公園バラ園・飛騨高山コース。参加費はシングルルームでひとり73,000円 。
ツアー2は、国営越後丘稜ばら園・双葉ばら園・野生バラ自生地コース。参加費はシングルルームでひとり78,000円 。
このツアー 2のほうが人気のようです。
私も出来ることならオオタカネバラとハマナスの自生地に行きたかったです。
日程とお財布の都合でポスト・カンファレンス・ツアーには不参加です。
講義のほうは、既に入金確認のメールもいただきました。頑張って千葉まで通います。(たぶん始発で間に合うかと・・・・・・)

明治のイソップ物語

明治時代に翻訳されたイソップ物語を読みました。同じ話しを二人の翻訳で。
面白いです。
私は面白いと思います。
たぶん同じ英語の文章を翻訳したのでしょうけれど翻訳者によって全く印象の違う話になっています。
著作権保護期間が満了しているので、全文を書き出します。
思うようにルビがふれないので一部かなや現代字に書き換えます。
 
 
イソップ物語 雨谷幹一訳 明治40年12月出版
『薔薇とハゲイトウ』
庭園のうちなる薔薇の直ぐわきに植えられたハゲイトウが薔薇に向かって「薔薇さん、お前さんは実に美しいな、神様も人間もお愛しなさる筈だ。其美しい色、かんばしい薫り、なんといふ羨ましい事であらう」と申しますと薔薇は「ヤ ハゲイトウさん、お前さんはさう言って下さるが、私の盛んといふのはほんの一時で、それも酷らしい人間の手にでもかかって、折角の花を咲かせた処を爪切られでもして御覧なさい、其短い盛さい思ふやうに楽しむ事は出来やしません。其処へ行くとお前さんなんか命知らずで萎むという事もなく、色を変へる度に若返って一生栄えることが出来るのだから、却って羨ましい話だ」と答へました。誰でも其身になってみると、外から見る程気楽なものではありませんから、各々其本分を守って決して人を羨んだり、そねんだりしてはいけません。
 
 
イソップ物語 馬場直美訳 明治43年11月出版
『薔薇と鶏頭』
花園の中で鶏頭花(けいとう)が薔薇に向ひ「ほんとに貴方はうつくしいですね、ですから、神様からも、人からも寵愛されるのですね」といひますと薔薇はつむりをふって「イエイエ私のうつくしいなぞはほんの少しの間で御座いますよ。それよりも貴方はいつまでも枯れるの萎むのといふことがなく、後から後からと咲き足して行って、いつでもお若く見えるのは、ほんとに羨ましいと思ふ位ですわ。」
華麗(はで)は一時ですが、地味はいつまでも飽きません。
 
 
 
何と言ったら良いのでしょうね。
教訓のイソップですから、翻訳物は全てを鵜呑みにするなとでも読み取りますか?
でも、何と言っても明治ですからね。
とは言え、私はこのオチにかなり唸ってしまいました。
 
私のことですから、薔薇のお話を拾いましたが、他の部分にも興味のある方は、国立国会図書館のサイトから近代デジタルライブラリーのページで検索してみてください。素晴しいデジタル検索システムです。
その昔卒論を書くのに国会図書館に通って何枚もコピーしてもらって高いお金を払ったことを考えるとPDFでダウンロードできるなんて夢のようです。(全部じゃありませんよ、著作権によります。)
図書館の方が1冊ずつ、そして1ページずつページをめくってPDFを作ってくださったのでしょう。古い本ですから機械では無理ですよね。それを考えると本当にありがたいことだと思います。
薔薇の園芸書もダウンロードしたので、つらつら読んで(明治の本はスイスイは読めません^^;)面白いことが書いてあったら本館にも載せたいと思います。(3年計画くらいで(笑))

全員ですか?

会社でダラダラとI間氏と話をしていました。
 
K「あ~引きこもりたいなぁ~」
I間「全員そう思ってます。」
 
K「涼しいところでごろごろしてオリンピック観たいなぁ」
I間「全員そう思ってますっ!!!」
 
・・・そう?
 
 
I間氏の乗る総武線はガラガラだったそうですよ。
千葉県の方、皆様お出かけですか?
私の乗る東急線はちょっとだけ人が少ない程度。
神奈川県の方、皆様お出かけでない?
それでも、近くの大きな会社の本社がお盆休みに入り駅前がスッキリ。年に一度の開放感です。C社の皆様良いお休みを~♪

一輪ほどの

070812_01
 
日々草一輪 一輪ほどの・・・・・・と、梅一輪を文字ろうかと思いましたら、のっけから激しく字余りしました^^;
去年初めて買った日々草を処分する際にチョッピリ種を拾ってポリポットに(たった3ポットですが)蒔いてみました。
元々チョッピリの中の厳選種が発芽し、更に厳選されて一輪、ピンクちゃんが開花しました。
そりゃあもう、バリバリのガーデナーさんにしてみればあまりにもレベルの低い話しでしょうけれど、私にはこれで充分。朝このピンクの日々草が一輪咲いているのを見た瞬間、私の頭も心もポワ~ンとピンク色に染まりました。