パート先の窓口に外国の方々がいろいろな書類を持ってくるので、私たちはひとつひとつ確認します。
これは?奥さん?お子さん?
答えが返ってきます。
はい奥さんです、はいお子さんです。
外国の方々の気持ち、わかりますよねー。
「おくさん」「おこさん」1文字しか違いませんが、この違い、難しいですよねー。
ついついどちらも鸚鵡返ししちゃいますよねー。
「おく+さん」と「お+こ+さん」の違いを説明するのってとっても大変そう。
「奥さん」や「旦那さん」は日本人でも自分の身内に使います。
良し悪しや、正しい正しくないは、棚の上に置いておくとして、事実として使われています。
でも自分の子供を「お子さん」という日本人はさすがにいないでしょう。
これが間違いだと思えるためには、やっぱり文法の知識が必要です。
外国人の若い男の子がニコニコしながら「はい、お子さんです!」と答えてくれるのはとても可愛いので許しちゃいますけど、こういうところを抑えられるかどうかが語学の上級者への分かれ道になるのでしょうか。