江の島ふたたび

先月江の島に行ったときに目にしたバラ名「ネル マーティン」。
寄贈されたバラということで、他ではなかなかお目にかかりません。
マニアとしてはたいへん気になっておりまして、この機に一度見ておこうと江の島を再訪しました。

まずはバラが植わっているサムエル・コッキング苑の雰囲気から。

入り口
展望灯台シーキャンドル
花壇
花壇

前回撮影した植栽リストを参考にバラの下調べをしましたが、なんと!リストの情報が最新でなくリストに無いバラも植わっていました。
バラの名札はいくつかには付いており、多数には付いていませんでした。
名札の無いバラについては、下調べでこれかも?と思うものはありますが、念のため不明の扱いにしておきます。

以下、今回のメインのバラ「ネル マーティン」についてです。
まずは庭園内の立て札の情報です。
それほど新しい札ではないので見難いと思いますが・・・

そしていよいよ花です。
できるだけ品種としての情報量が多いと思う角度での写真を並べてみます。

以前、ネル マーティンはカナダのウィンザー市のバラというところから「City of Windsor(=Liebeszauber)」ではないかとのご指摘をいただきました。
実際に花を見ると、なかなか断言できないものがあるなぁ、、、というのが本音です。

海外のサイトでひとつだけ「Nell Martin Rose」でヒットしたサイトがありました。
「Beechwood Gardens」という植物販売のサイトのようです。
アメリカのペンシルベニア州にあり、カナダのオンタリオ州ウィンザーとわりと近い場所に見えます。
自動翻訳によると

ネル マーティン ローズは、初夏から中秋にかけて枝先に華やかな香りのよい赤い花を咲かせます。花は切り花に優れています。濃い緑色の落葉葉が特徴です。楕円形の複葉はあまり秋色になりません。

Beechwood Gardens

というようなことは書いてありますが、作出関係の情報はありません。
サムエル・コッキング苑もアメリカのサイトも、四季咲きとは言っていないのも気になります。

そんなわけで、絶対に間違いないと確信が持てるまでは(そんな日が来るのか?)作出等の詳細は不明としておきます。

いやはや、それにしても、
5月21日にして、もう全部散っていたらどうしよう?とかなりドキドキしました。
ネル マーティンはメインの推しバラでとてもたくさん植えられていたので、そこそこ見ることができ心底ホッとしました。

コメント

  1. Keiko より:

    色々とお疲れ様でしたぁ。

  2. もも より:

    もう一度足を運ばせてしまったのかとドキドキしています。
    一気に真相に辿り着けないのが、玉ねぎの皮をめくるかのようですね。

    ウィンザー市のサイトにこのバラに言及しているページがありました。↓
    https://www.citywindsor.ca/residents/culture/monuments/pages/the-right-honourable-paul-martin-gardens.aspx

    Willistead Park:
    ​Established in 1995-1996, the Paul Martin Garden honours one of Windsor’s

    “The garden features the Nell Martin Rose, named in honor of Paul’s wife.”

    ウィリステッドパークに、ポール・マーティンの妻の名前を付けた「ネル マーティン ローズ」があるとのこと。

    さらに、ウィリステッドパーク内にあるPaul Martin Gardensのページ ↓
    https://www.citywindsor.ca/residents/parksandforestry/city-parks/pages/paul-martin-gardens-.aspx

    “The Nell Rose was developed by Sheridan Nurseries. It is a Liebeszauber (Kormiach). “

    ネルマーティンローズは、Liebeszauber(別名:City of Windsor)である。

    あぁ、間違っていなかった…。ほ〜〜っ。

    Sheridan Nurseriesの通販サイトにこのバラの取り扱いはありましたが、情報はさして載っていませんでした。

  3. もも より:

    あ。長文コメント、はじかれた?
    ネルマーティンローズのことが分かったと書いたのですよ。

    • もも より:

      Breeder : Kordes, 1990
      Awards :The Hague fragrance award 1994

      コルデス作出のHT。良いわけです。

      • ラ・ロズレ より:

        まじ?まじ?まじですか?
        どの辺にあったのでしょう。
        長文がダメなら中文くらいで教えてください。
        ぜひともこの目で見て感動したいです!

    • ラ・ロズレ より:

      スパム候補になってしまっていたので救済しました↑↑↑

      • もも より:

        お手数かけました。(^_^)a
        リンクが原因ですかねー。

        • ラ・ロズレ より:

          そうかもしれません。
          「!」が立っている(←気づかなかった^^;)だけで捨てられていなくてよかったです。

  4. もも より:

    では、中文で。

    ウィンザー市の公式サイトによりますと、Willistead Park内にPaul Martin Gardensがあるそうで、

    “Paul Martin is also featured in the gardens. Introduced in 1996, this hybrid-t rose is a luxuriant bloomer with a fragrant red flower. Named in honour of Nell Martin, the wife of the late Honourable Paul Martin, the rose honours a family who contributed significantly to Windsor for the last 40 years.

    The Nell Rose was developed by Sheridan Nurseries. It is a Liebeszauber (Kormiach). “ーhttps://is.gd/62MKvt

    ポール・マーティン氏の妻ネル・マーティンの名前が付けられた赤い香り高いHTのバラが植栽されている。それはLiebeszauber (Kormiach)である。

    と明記されていました。

    • ラ・ロズレ より:

      本当だ!!!!!!!!!!
      感動です、感涙です、ありがとうございます。
      どうして私はこんなに検索が下手くそなのでしょう。
      もう、ほんとに、ほんとに、助かりました。
      2回も江の島に行った甲斐がありました。
      お陰様で、これから偉そうに知ったかぶって生きられます(^^)v

  5. もも より:

    喜んでいただけて良かった♡
    なぜか今回はするっと見つかりました。
    ネットでの調べ物が人よりちょっと得意なのかもしれないと、たまに思うことがあります。てへ。
    補足ですが、City of Windsor説を出したとき、茎の色や葉の形、開花が進んだ花の色や形、樹高なども含んで考えていました。

    • ラ・ロズレ より:

      検索のプロ+バラのプロ=神!
      ぴったしカンカン♪(古っ)
      他にこのバラのことを書いている人が日本にはいないと思われるので、事あるごとに一緒に自慢しましょう♪