世界の公園・街角から

海外の街角や公園で見かけたバラの様子です。
長期休暇は夏休みのみなので全て真夏のバラです。

Austria オーストリア

ウィーン市外

場所:中央墓地
日時:1993年7月

中央墓地には、ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス家、ブラームスなどなど多くの音楽家をはじめとしたオーストリアの偉人たちが数多く眠っています。
墓地内の並木道は映画「第三の男」のシーンでも有名で、ウィーン観光のコースに必ず含まれている有名なところです。
写真は「ヨハンシュトラウス父」のお墓です。

China 中国

西安

場所:青龍寺
日時:2001年7月

青龍寺は空海が学んだお寺として有名です。
青龍などと聞くとバラファンは”青薔薇?”などと思ってしまいますが、残念ながらバラはピンクと赤です。
バラと柳、バラと笹。
この組み合わせが中国らしくて面白いと思います。

場所:兵馬俑坑
日時:2001年7月

兵馬俑は、秦の始皇帝陵の一部として1987年世界文化遺産に登録されました。
いくつもある白い大きな建物の中に兵士や馬の俑が保護されています。
建物の前の広大な広場の花壇や建物と建物の間の通り道に、バラが植えられていました。
正面広場には赤いバラが目立ちます。建物の白い壁と赤いバラのコントラストが印象的です。

北京郊外

場所:明の十三陵
日時:2001年7月

明代の皇帝の陵墓です。
柳並木も素敵です。北京あたりは東京に負けない暑さでしたが、柳の影で赤いバラたちは少しは涼しいのでしょうか。
ここはずーっと同じバラが植えられていました。
赤いバラは北京の市の花に制定されているそうです。

北京

場所:天安門広場
日時:2001年7月

平らにカットされた植栽よりも背が低い小さなカラフルな花はバラに見えました。

Denmark デンマーク

コペンハーゲン

場所:ローゼンボー宮殿
日時:1998年7月

首都コペンハーゲンにあるお城です。
夏の離宮として造られましたが、歴代の王によって王室邸宅としても使用され、現在は王室コレクションを展示する博物館になっています。
黄色とオレンジの花がバラです。

France フランス

パリ郊外

場所:シャンティイ城
日時:2002年7月

ルイ13世やブルボン公も城主であった由緒あるお居城です。
お庭はいわゆるフランス式庭園で、ル・ノートルがヴェルサイユを手がける直前に設計したものであると言われています。
遠くにうっすらと見えているのがシャンティイ城です。
花壇に赤いバラが植えられていました。

ニース

場所:ロシア正教会
日時:2002年7月

南仏としてはエキゾチックな教会に、バラの色が似合っているような気がします。

パリ郊外 マルメゾン

場所:歴史博物館
日時:2002年7月

マルメゾンと言えば、バラの関係者の皆様は良くご存知の、ナポレオンと皇后ジョセフィーヌゆかりの地です。
ジョセフィーヌはマルマゾンの庭園に世界各地のバラを集め、植物学者や園芸家を援助しました。
バラの栽培史はジョセフィーヌ無くしては語れません。

Germany ドイツ

ライプツィヒ

場所:街角
日時:2000年7月

バッハやメンデルスゾーンが活躍した古い伝統のある街です。
街の広場には花壇がたくさんあり、バラも植えられています。
花壇には柵がなく、花も樹も自然に街並みに溶け込んでいるような気がします。

ベルリン

場所:街角
日時:2000年7月

右端に聳え立っているのはテレビ等です。
テレビ塔前の広場はアレキサンダー広場というらしいです。
バラは街の花壇を彩る一員として咲いていました。

Hungary ハンガリー

ブダペスト

場所:マーチャーシュ教会
日時:2000年7月

ブダの丘に立つ聖母教会です。
ハンガリーとオスマン・トルコの攻防でモスクになったりカトリック教会になったりその度に姿を変えた過去があります。
教会へ向かう道の植え込みにバラが咲いていました。本数は少ないのですが大輪の見事なバラでした。

Monaco モナコ

場所:フラゴナール社の香水工場
日時:2002年7月

ツアーで海外旅行に行くと観光の途中で必ずお土産やさんに連れて行かれます。モナコでは香水工場見学&お買い物タイムがありました。
香水と言うくらいだからバラがあってもおかしくないはずだと外を探すと、黄色いバラと小さなピンクのバラ(右下)が咲いていました。

Norway ノルウェー

オスロ

場所:フログネル公園
日時:1998年7月

ノルウェーの彫刻家の作品がいたるところに立っている公園です。
冬は雪に閉ざされ寒い寒い北欧ですが、夏の公園にはこうして一面にバラが咲いています。
手前の花壇がオレンジ、奥がピンクです。