Peace


別名
マダム アントワーヌ メイアン Madame Antoine Meilland
グローリア デイ Gloria Dai
ジョイア Gioia
種類
HT ハイブリッド・ティー
作出・発表年
1935/1945
作出者
Meilland, Francis
作出国
フランス
受賞
1944 ポートランド国際コンクール 金賞
1946 AARS オールアメリカローズセレクション
1947 NRS 英国ばら会賞 金賞
1965 ハーグ国際コンクール 金賞
1976 世界バラ会連合 殿堂入り
親子関係
((George Dickson × Souv de Claudius Pernet) × (Joanna Hill × Charles P Kilham)) × Margaret McGredy
メモ
20世紀を代表する傑作品種。(姫野ばら園 八ヶ岳農場より)
イタリアやドイツにも芽が送られ、一度消息を絶ちましたが密かに栽培されていことがわかり、イタリアでは「ジョイア(幸福)」、ドイツでは「グローリア ダイ(神の栄光)」の名前で流通していたようです。(姫野ばら園 八ヶ岳農場より)
フランスでの呼び名、マダム アントワーヌ メイヤンが示すように、作出者の母クラウディアに捧げたバラです。(バラの家より)
第二次世界大戦の時代に作出され、平和の尊さ、平和への願いを込め「ピース」と命名されました。(バラの家より)
参考
ピース (Peace) はバラの園芸品種で、黄色に桃色を帯びた大輪花を咲かせる。
バラの品種改良の歴史の中で、非常に評価の高い、また影響力の大きい品種である。
その名は第2次世界大戦の終了期に命名されたものである。
世界で一番美しいバラと言われたこともあり、世界バラ会議が「栄光の殿堂入りのバラ」に最初に選んだのもこの品種である。
本品種を育成したのはフランスの有名なバラ育種家であるフランシス・メイアン( F. Meilland)である。
メイアン自身はこれに母の名であるマダム・アントワーヌ・メイアン(Mme. Antoine Meilland)(アントワーヌは男性名でフランシス・メイアンの父親にあたり、マダムをつけることでその妻を指す)と呼んだが、ドイツではこれをグローリア・デイGloria Dei(神の栄光)、イタリアではジョイアGioia(幸福)と呼び、いずれも好評を博した。
1945年に The Cornard-Pyle co. のロバート・パイル(Robert Pyle)がベルリン陥落を記念して本品種をピースと命名して発売した。
彼はこの年の国際連合の初集会において本品種を持参し、『このバラ、ピースはベルリン陥落の日パサデナで開かれた太平洋バラ協会展でかく名付けられた。われわれはこの平和のバラが人々の胸に世界平和を永久に印象づけることを希望する』との言葉を贈ったという。
彼は参加49カ国の各国代表の部屋にこの言葉と共に本品種を1輪ずつ届けた。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ピース (バラ)」 最終更新 2025年7月19日 (土) 00:44 より抜粋)
全文はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ピース (バラ)」でご覧ください。
名札


