Midas Touch
別名
種類
HT ハイブリッド・ティー
作出・発表年
1992
作出者
Christensen, Jack E.
作出国
アメリカ
受賞
1994 AARS オールアメリカローズセレクション
親子関係
Brandy × Friesensöhne
メモ
触れる物全てを金に変えたというマイダス王の手によるような黄色の花です。(バラの家より)
参考
ギリシア神話の中でミダース(古希: Μίδας, Midās)は、プリュギア(Phrygia)の都市ペシヌス(Pessinus)の王。
長母音を省略してミダスとも表記される。
触ったもの全てを黄金に変える能力(”Midas touch”)のため広く知られている。
童話『王様の耳はロバの耳』で、耳がロバになってしまった王様としても有名。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ミダース」 最終更新 2022年3月16日 (水) 04:16 より抜粋)
ギリシア神話でフリギアの王。
ゴルディオスとキベレ女神の子。
あるときミダスは、ディオニソスから彼の従者シレノスに親切にした褒美として、なんなりと望みをかなえてやるといわれる。
彼の手に触れるものすべてが金になって欲しいという望みはかなえられるが、口に運ぶ食物までが金に変わったため空腹に耐えきれず、元に戻してもらう。
彼がその力をすすぎ流したパクトロス川は、以来砂金を産するようになったという。
また、アポロンと牧神パンの音楽の技競べの際に彼は審判となるが、パンに軍配をあげたため、アポロンによりロバの耳にされてしまう。
彼はその耳を深い帽子で隠し、ただ1人秘密を知る床屋には死をもって口外を禁じた。
しかし床屋はこの秘密を抑えておくことができず、野原に穴を掘ってその中に打ち明け、土をかぶせておいた。
やがて春になり、その場に葦(あし)が生えると、風がそよいで「ミダス王の耳はロバの耳」という噂(うわさ)が葦の茎から広まっていった。
[中務哲郎]
(コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)「ミダス」の解説より)