フジイバラ

Fujiibara

6月7日 神代植物公園
5月24日 京成バラ園
11月9日 京成バラ園

別名

富士茨

ロサ フジサンエンシス Rosa fujisanensis

種類

Sp 原種

作出・発表年

 

作出者

 

作出国

 

受賞

 

親子関係

 

メモ

枝はよく分岐し、他物によりかかるようにのびる。花は白色で、花弁の先は凹みハート型になる。富士・箱根地方を中心とした山地に多い。初夏咲き。日本原産。シンステラ節(神代植物公園名札より)

参考

フジイバラ
ふじいばら / 富士茨
[学] Rosa fujisanensis Makino

バラ科(APG分類:バラ科)の落葉低木。
成木では堅い木質の幹木となり、径10センチメートル以上、もっとも太いものは20センチメートルに達する。
よく分枝して他物に寄りかかって登り、長さ2~3メートル。
全株に毛がないので、ほかのノイバラ類と区別できる。

6~7月、円錐(えんすい)花序をつくり、やや多くの花を開く。

富士、箱根を中心とした山地一帯に多いのでフジイバラの名があるが、奈良県大峰(おおみね)山から四国の中央山地に点々と分布する。
標高のもっとも高い自生種の1種と考えられる。

[鈴木省三 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について

(コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)「フジイバラ」の解説より引用)

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