Fujiibara
別名
富士茨
ロサ フジサンエンシス Rosa fujisanensis
種類
Sp 原種
作出・発表年
作出者
作出国
受賞
親子関係
メモ
枝はよく分岐し、他物によりかかるようにのびる。花は白色で、花弁の先は凹みハート型になる。富士・箱根地方を中心とした山地に多い。初夏咲き。日本原産。シンステラ節(神代植物公園名札より)
参考
フジイバラ
ふじいばら / 富士茨
[学] Rosa fujisanensis Makino
バラ科(APG分類:バラ科)の落葉低木。
成木では堅い木質の幹木となり、径10センチメートル以上、もっとも太いものは20センチメートルに達する。
よく分枝して他物に寄りかかって登り、長さ2~3メートル。
全株に毛がないので、ほかのノイバラ類と区別できる。
6~7月、円錐(えんすい)花序をつくり、やや多くの花を開く。
富士、箱根を中心とした山地一帯に多いのでフジイバラの名があるが、奈良県大峰(おおみね)山から四国の中央山地に点々と分布する。
標高のもっとも高い自生種の1種と考えられる。
[鈴木省三 2020年1月21日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について
(コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)「フジイバラ」の解説より引用)
関連バラ – 日本の野ばら<16>
(写真なし)オオタカネバラ
(写真なし)ヤマイバラ