キョウチクトウの気持ち

南仏に行った人が、キョウチクトウがたくさん咲いていたという、キラキラで素敵で羨ましい記事をアップしているのを読みました。
フランスではキョウチクトウを「laurier-rose」と言うそうです。
laurierはローリエ、月桂樹です。
roseは当然バラ。
葉が月桂樹に似ていて花がバラに似ている、ということらしいです。
花、似ている???
フランス人てちょっと・・・と思ったのですが、
そういえば、キョウチクトウは漢字では「夾竹桃」です。
wikiを見てみたら、中国では葉が竹に似ていて花が桃に似ている、と思ったらしいです。
あらら、発想が似ているではありませんか。
キョウチクトウは世界中で「ナニナニに似ている」という認識しかされていないのでしょうか。
この暑い中、元気に街を彩っている偉い奴だというのに。
外見だけで他人(他木・他花)の名前でお茶を濁されているように思えます。
古くから毒性は認識されていたようなので、名前を言ってはいけないあの植物、だったとか?
roseはたぶん褒め言葉なのだと思います。
バラに似ていて喜ぶか、没個性・二番煎じと憤るか。
キョウチクトウとしては、どうなのでしょう?

コメント

  1. もも より:

    夾竹桃がバラですか。なるほど。華やかな見た目の花が咲くものは、バラと名づけられがちなんでしょうか。砂漠のバラとかね。
    なぜ全体に毒を持つ植物がたくさん植栽されているのか不思議だなと思うことがあります。燃やせば空気中に毒が行き、埋めれば土中に行くと読んだ気がします。
    空気が悪い所でも育つそうで、かの広島でも育ったとか。都内も空気が悪すぎる所に植ってたりしますね。そんな扱いをされて、夾竹桃は何を思うでしょうか。