≪速報≫国際ヘリテージローズ会議 6/1

本日の講義は、バラ研究における最近の話題ということで、
・ヴィル・ヴィララガヴァンさん(インド)「持続可能なバラ栽培〜インドの夢」
・岡木健太郎さん・在原温美さんほか(日本)「日本の野生バラの香り」
・趙世偉さん(中国)「美しいバラを薬用・食用にも?–中国のヘリテージローズの重要性–」
・大場秀章さん(日本)「Rosa wichuraianaの正しい名称」
の4講義でした。
ヴィララガヴァンさんの育種のお話しは興味深かったです。
聞いたところによると、常々奥様主導らしいですが、今日は奥様はスライド担当でご主人様がお話しをされました。
ロサギガンティアとかカカヤンバラとかの交配がとても気になります。 
岡木さんと在原さんはお若い方々で、日本でも若手のバラ研究者が頑張っているということを世界の方々にお見せできて大変良かったと思います。
講義の後で行った草ぶえの丘で在原さんとお会いしました。バラの香りで卒論を書いたのだそうです。
草ぶえから京成佐倉まで一緒にタクシーに便乗させていただきました。もちろん割り勘するつもりでしたが・・・結果的にタクシー代をお支払いくださいましたS藤様、ありがとうございました。
趙さんの講義はかなり評判が良かったように思いました。
こう言ってはナニなのですが・・・日本の方よりインドの方より英語がわかり易く、対外的にこなれた講義だったように思います。薬用・食用というテーマも変わっていました。
大場さんは、学名についてのお話しだったので、出てくる単語が難しいこと難しいこと。
もしかして、日本語で聞いても私にはハードルが高かったのでは?と思ったりもします。
専門用語とか固有名詞ってわからないとそこで突っかかるのですよね^^;
でも日本の誇る大場さんのお話を生で聞けたのは、この先ちょっと自慢です♪
講義の後、メンバーの方々は、貝殻亭での昼食、京成バラ園見学、WFRS会議:ヘリテージローズ委員会および保存委員会、WFRS会議:出版委員会、、、ということになっています。
私は講義の後は、松本さんにご挨拶をした後、ぷらぷらと草ぶえの丘を見て帰ってきました。
草ぶえの丘が結構人出があったのに驚きました。
会議関係者は京成バラ園見学だったので空いているかと思ったのに、一般の方が結構いらっしゃいました。
皆様がバラを愛でるのはいいことではあるのですが、おかげで循環バスが定員オーバーになり乗りはぐれ、図々しくタクシー便乗となったわけです。
さぁ、明日は講義中日です。

コメント

  1. Keiko より:

    ロズレさん、
    アストロノミアのこと、お知らせくださって本当に有難う。
    >もしかして、日本語で聞いても私にはハードルが高かったのでは?と思ったりもします。
    なるほどぉ、 かなりハードルの高い会議なのですね。
    世界規模だけのことはありますね。
    >世界の人々が集まって、朝からバラの話ししかしないんですよ?凄くありません?
    凄いですよぉ本当に。
    他のジャンルでこういう事ってありますか?
    専門家だけが集まる会議なら世界規模でも多いでしょうが、一般の方を交えての国際会議・・・
    さっすがはばらですね?^^
    愛好家の裾野にいられるだけでもしあわせ~~~(♥)

  2. ラ・ロズレ より:

    バラ祭りではなくバラ会儀なので、バラの花を見て「わ~い」ではないのです。
    何しろ「ヘリテージローズ」の方々ですから、そんじょそこらのバラを見ても誰も喜ばない、濃~~~い世界です。
    ブラクテアータがこれこれで、セティゲラがこうこうで、という話しも、ブラクテアータって何?という人は一人もいない設定で話が進むし、実際知らない人は一人もいないのです。
    オソロシイ話しです^^;
    私も英語さえわかれば話しの内容は結構わかりそうなのですが^^;;;;;