≪速報≫国際ヘリテージローズ会議 6/3

本日の講義は、ヘリテージローズと品種保存。
・ピーター・ボイドさん(イギリス)
 「ロサ・スピノシシマ-先史時代から現代にいたるその自然史と人々の関わり」
・ダイ・ダーストンさん(オーストラリア)
 「歴史に残るティーローズと現代における品種保存の重要性」
・サリー・アリスンさん(ニュージーランド)
 「ニュージーランドでもバラを作っています」
・クレア・マーティンさん(アメリカ合衆国)
 「公共バラ園における歴史上重要なバラの保存:その成果と難題」
ボイドさんの講義はバラの化石の話しから始まって面白かったです。
スピノシシマも大好きなバラだし。
ボイドさんたらお話しに集中するとマイクを手に持っていることをすっかり忘れて声がマイクに入らなくなり何度も注意の声がかかりました^^;
ダーストンさんと言えばティーローズです。
コレクションのティーローズをスライドでたくさん見せていただきました。
これは噂話を小耳に挟んだ程度の情報なのですが、ダーストンさんは4000種類くらいバラをお持ちだとか?
書き間違いではありません、ゼロ3つ、4千です!
アリスンさんはニュージーランドの紹介です。
南半球はバラの自生地ではありませんから、船で運ばれてきたバラたちです。
記録されている最初のバラは「スレーターズ・クリムズン・チャイナ」(資料の表記より)だそうです。
マーティンさんは、これからのヘリテージローズの保存と課題について。
バラに適した気候はそれぞれあるし、何でもかんでも一人で集められるものでもないし、何をどのように保存していくかというのは、地球規模の課題になるのですね。
ヘリテージローズ会議の存在意義でもあるのでしょう。
講義の後のデイツアーは
DIC川村記念美術館(バラを描く三人展鑑賞・庭園散策)、草ぶえの丘バラ園(お茶・バラ園見学)です。
でも、講義の終わりに、今日はここで終わりの方が多いのでとご挨拶がありました。
さすがに皆様お疲れでしょうか。外国からの方々も平均年齢が私よりずっと上っぽいですから・・・。
明日からはポスト・カンファレンス・ツアーです。
鎌倉見物と、アカオハーブ&ローズガーデン、サンショウバラ自生地、富士山5合目のタカネバラ自生地、河口湖オルゴールの森美術館の見学、そしてフェアウェル・パーティーで終わりです。
せっかく日本で開催された国際ヘリテージローズ会議ですから、会議の大まかな内容(だいたいこんな話し、程度)を記録しておきたいと思います。
会議前でもあまりネットで情報を載せる方が見当たらなかったので、ワタクシ、ちょっと頑張らせていただきます。
膨大な資料をまとめるまで少々お待ちください。

コメント

  1. kiho より:

    ラ・ロズレさま、
    先日は私のブログにコメントをありがとうございました。
    こんなに立派なサイトをお持ちなんですね[E:sign01]
    国際ヘリテージローズ会議の情報も満載でびっくりしました。[E:eye]
    折角の日本で初めてのオールドローズの国際会議ですから、もっと知られて欲しいですよね[E:note]
    しっかり情報発信していただいていて、とても嬉しかったです。
    私の方こそ、簡単ですがお礼まで。[E:happy01]

  2. ラ・ロズレ より:

    kiho様ありがとうございます。
    2006年の世界バラ会儀大阪大会の時にネット上に情報が少なくてがっかりしたので、自分で参加するものはなるべくたくさん記録を残そうと決心していました。
    速報は日記形式で書いていて時と共に過去に流れてしまうのでカテゴリ上で保存版を作成しようとまだまだやる気です。
    その際には日本語のプリントが頼りになるのでkiho様には本当に感謝しています。