バレンタインとか関係ありません、バラの話です。
チョコフィオーレという名前のミニバラがあります。
バラ園で見ることができます。
実は、京成バラ園と神代植物公園と敷島公園でアルファベット表記が違うのです。
京成バラ園:Cioccofiore
神代植物公園:Cioco Fiore
敷島公園:Choco Fiore
赤茶色の花なのでチョコレート色のバラだと言いたいのだと思います。
私が引っかかったのは京成バラ園の「Cioccofiore」。
cioccolato=チョコレート(材料)
cioccolata=チョコレート飲料(ココア)、チョコレートの、チョコレート色の
cioccolateria=チョコレート販売店
cioccolatino=小粒のチョコレート
ここまではOK。
ciocco=丸太、太い薪、木偶の坊、丸太ん棒
えー!
lat何々が付いていないと意味が違う!?
Cioccofioreって丸太花にならないの?だいじょぶ?
バラ園の作出者表記はMeillandになっています。
でもメイアン社のサイトは検索に引っかかりません。
海外のサイトでも参考リンク先は日本の「バラの家」サイトです。
バラの家ではCioccofiore派です。
単に英語表記とイタリア語表記の違いだけで済むのでしょうか。
フランス人が見て意味は同じなのでしょうか。
どちらでも好きな方でいいのでしょうか。
どうなのか今すぐメイアンさんに聞きたいです。
教えて, s’il vous plaît.
【追記】
間違いがあったので若干本文を訂正しました^^;
英語のチョコレートのスペルは「chocolate」です。
敷島公園は英語から考えているようです。
イタリア語のチョコレートのスペルは「cioccolata(o)」です。
京成バラ園はイタリア語から考えているようです。
「cioco」は”Cioco Fantasy”(イタリアCRISPO社)というチョコレートがありますので神代植物公園のこれも有りな気がします。
やはりメイアンさんに聞くしかない・・・。
コメント
そもそもなんでイタリア語なの?
フランス語ならChocolatですよね?
そろそろ世界中の薔薇の名前をラテン語に揃えるとかにしたほうが良くないでしょうか?
そうなるとほぼイタリア語読みになるのですが(汗)
ラテン語は難しいらしいからなぁ・・・(尻込み^^;)
イタリア人はバラとか花とか知らない人が見たときに、丸太花と間違えないでチョコレート色の花ってちゃんと読みますか?
>丸太花と間違えないでチョコレート色の花ってちゃんと読みますか?
Certo!(笑)
じゃ、フランス人も大丈夫でしょう。
フランス人にとってのイタリア語の名前は、ちょっと奇を衒ったか、ちょっと気取ったか、な感じなのかなぁ。
バラ界にありがちな問題ですね。面白い。
では、私も調べてみよう!
そうしたら、さらに問題発見したのです。
神代のプレートが「Cioco Fiore」になっているようです。↓
http://susanneshorinji.blog.fc2.com/blog-entry-972.html
Chocoから訂正? それにしても誤字ですけど。
やはりカタカナでチョコと表現するのは違和感を感じます。意味はそうだとしても。
ピアッチェ問題も同様です。
京成バラ園の通販サイトの「海外持出禁止(公示 (農水省HP)参照)という表記も気になりました。
これは推測ですが、フランス国内では販売せず日本で販売…のケースだったり? 他にそんなバラがあったかと記憶しています。いずれにしても、イタリア語を母国語としない人が命名しているでしょうから、いろいろズレが生じていることも考えうるかもしれません。
ロンドンの駅構内の回転寿司屋で売っていた助六的なセットに「純粋心身体」と書いてあったことを思い出しました。「日本語でしょ?」と言われたら、「ん〜、そのつもりなんだろうねぇ…言いたいことは分からなくもないけど」と答えることになるであろう微妙な感じ。Cioccofioreってイタリア語でしょとイタリア人に聞いたら、微妙な顔をされるのではないか…そんな想像をしました。
いろいろありがとうございます。
お陰で、神代植物公園と敷島公園を書き間違えていたことに気が付き、整理整頓のために書き直しと証拠画像の追加をしました。
神代植物公園は「Cioco」です、2011年時点でそうでした、失礼しました。
そして「Cioco」の付いた商品も見つけてしまいました。
こうなると益々正解がわからなくなります。
メイアンサイトに載っていないのはフランスで販売していないから説、とても信憑性があります。
日本人が妙にパスタ好きなのはメイアンさんもご存知でしょうから、ちょっとイタリア語で遊んでみたのかもしれませんね。
ナポリにナポリタンが無く、天津に天津飯が無い世の中ですから、Cioccofioreもイタリア風ということで世界中みんなでふんわりと受け止めておくのが正解なのでしょうか。