ネットをウロウロしていて、どこでだか忘れてしまいましたがどこかで「南国のバラ」という文字を見つけました。
バラオタクとしては当然「何?何?」と思います。
検索してみると、ヨハン・シュトラウス2世のウインナワルツの題名でした。
ウインナ?ウィーン?オーストリア?で南国?のバラ?
私の脳はパニックです。
とりあえずYouTubeをクリックしてみました。
それはもうまごうことなきウインナワルツです。
あのヨハン・シュトラウス2世です、『美しく青きドナウ』『ウィーンの森の物語』『皇帝円舞曲』のあのワルツ王です。
私の脳は更にパニックに陥りました。
バラがワルツで、ワルツがバラで、しかも南国とはこれ如何に。
ウィキペディア先生に聞いてみました。
『南国のバラ』(なんごくのばら、ドイツ語: Rosen aus dem Süden)作品388は、ヨハン・シュトラウス2世が1880年に作曲したメドレー形式のウィンナ・ワルツ。作曲者の「十大ワルツ」のひとつに数えられる。
1880年10月1日、ヨハン・シュトラウス2世は自作のオペレッタ『女王のレースのハンカチーフ』を初演した。イタリア国王ウンベルト1世はこのオペレッタを大変気に入り、やがてそのことがヨハン2世の耳にも伝わった。ヨハン2世は即座にこのオペレッタに登場するモチーフを編曲し、地中海沿岸に位置する南国イタリアを思わせる『南国のバラ』という題名のワルツにし、これをウンベルト1世に献呈した。
ワルツの主題は、オペレッタ『女王のレースのハンカチーフ』の第1幕「Trüffel-Couplet」、第2幕の三重唱「野ばらが花開くところ」(以下略)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「南国のバラ」最終更新 2022年6月23日 (木) 10:07 より
ワルツの題名は第2幕の三重唱に触発されている。
ウィキペディア先生の、説明はわかりました。
しかし、イタリアを思わせる南国のバラ、といわれてもイメージがまったく湧きません。
しかも三重唱では野ばらと言っています。
とりあえずロサ・カニナあたりから始めて、原種のバラ各種とオールドローズまで含めても、私の中で南国とバラとワルツがハマることはありませんでした。
これは、なんか、新しい!
果たして、この新しいモヤモヤが晴れるときが来るのやら、自分に乞うご期待!です。
コメント
またなんてロズレさんらしいテーマなのでしょう。^^
オペラがわからない私が胸を張らずに言いますけど。
私たちの南国のイメージは沖縄、フィリピン、椰子の葉が繁るバンパシフィック。
このオペラはバルニ社のバラのような花をイメージしているのかなぁ。
ほら、同じ地中海沿岸のトルコもバラで有名なところですし。濃厚なダマスク香が漂ってくる気がしません?
をををっ!
さすがです、良いことを仰る!
少しイメージが湧いてきました。
オーストリアはドイツ寄りなので重厚な赤いバラが日常にあり、トルコのピンクひらひらのダマスクローズが南国という異国の象徴であり憧れでもある、、、というイメージが!
コルデス社もタンタウ社もドイツ北部が拠点ですから尚更かもしれません。
陽光に輝く薄いピンクのバラは眩しいことでしょう。
バルニ社はフィレンツェでイタリアの中では北部ですがドツから比べたら南国間違いなし。
これはワルツのひとつも踊りたくなるというものです。
Pan Pacific と Mediterranean これすごい説得力でした♪