以前、薔薇の盆栽を見て、薔薇の盆景というのでしょうか、昔ながらの渋い盆栽ではなくフィギュアを置いたり山を作ったり川を作ったりする景色のある盆栽をやりたくなって苔を採取して来たことがありました。
その計画は今ちょっと挫けていますが、まぁ、それは置いといて。
それ以来苔がちょっと好きになって、苔の本を何冊か買ったのです。
でも、苔図鑑を見て楽しむほどの熱意にはまだ欠け、苔の分類やら生態やらも興味深いものの面白いと感じる熱意にもまだ欠け、う~む・・・と思っておりましたところ、最近このような本を見つけました。
(毎度言いますが買えというわけではありませんからね^^;)
「花よりもコケが好き」
「図書館の前のギンゴケのみなさんは今日も元気かな」
「散歩中に見かけると、つい触りたくなるのが猫とコケ」
これでこの本のスタンスがお分かりいただけるでしょうか。
こんなおねーさんが書いた苔礼賛本。
薔薇マニアや他の植物マニアからそう遠くないマニアの香りがぷんぷんしてきますね。
ある程度マニアを自覚する(それでも”ある程度”だと思っている)者が他のマニアの本を読むと、ビンゴ!があったり、そっちはそうなのか?なところがあったりして楽しいものです。
少しでも苔に興味があったら、この辺から入るのはお薦めです。
私は苔を増やすチャレンジをする気満々になりました。
盆栽仕立ての薔薇の鉢にもほぐして混ぜてみようと思っています。
ふっふっふ。( ̄ー+ ̄) ←満々
コメント
苔ねぇ、私も嫌いじゃありません。
そういえば昨年、バラの鉢のマルチングに苔を使っていたのを注目してくださってましたねぇ。
うちのだんなも嫌いじゃないらしく、
大きな白い石の上にきれいな苔を持ってきて増やそうとしていました。
でも枯れちゃった。(笑)
触るとさわさわと動く苔(の花?)もあるんですよ。
石に苔、いいですよね~。旦那さま趣味いい!
この本によると、苔はカラダの作りが単純なだけに環境に左右されやすく気難しいらしいです。その代わり一旦気に入って生えたら丈夫!だそうです。
苔が気に入る場所を見つけられればこっちのもの。
白い石は残念ながら日当たりか湿り気か環境がお気に召さなかったのでしょう。”持ってきて”じゃなくて石を持っていけば成功したかもしれませんね。重くて無理?^^;