先日、アントニオ・ガデス舞踊団のカルメンを観に行きました。
オペラではなくフラメンコです。
実は私の好みでもなんでもなく、いつも行く友だちが行かれないから一緒に観に行かない?と誘われ、
フラメンコってまともに見たことがないぞ、
見ようと思ったこともないぞ、
好きかどうかわからないけれど見ないで決めつけるのもナニだわね、
今行かないと一生見ないだろうことは絶対間違いないな、
などと思いまして、じゃぁ行ってみようかなということになったものです。
いきなり行って話がわかるかどうか心配しましたが、そういえば舞踊団は歌ったり喋ったりしません。
バレエもそうですよね、同じことでした。
観れば良いのです。
アントニオ・ガデスさんの何がすごいのかも知らずに行きましたが、置いてあったパンフレットを見てあぁ!と思いました。
『観光地の催し物やストリートダンスというイメージしかなかったフラメンコ』を舞台芸術にした人なのだそうです。
私の中の青池保子さんと山本鈴美香さんの絵(←私の全スペインイメージ画像)を総動員して腑に落ちました。
やっぱり、見たことがないと見たことがあるは違います。
私の脳に引き出しができたと思います。
どうせすぐに忘れてしまうはずですが、引き出しの中見どころか観に行ったことすら忘れそうなので・・・記録大事です。
余談ですが、
開幕前の時間に、例によってコロナの注意事項がありまして、感染防止の理由で大きな声を出すなというアナウンスがありました。
「ブラボー」などは言わないようにと言うのです。
カルメンは女性なので「Brava!」とか「Bravissima!」ではないのかな?
ん?Bravoってそもそもイタリア語?
「ブラボー」なんか言って日本人苦笑されない?
かといって違うこと叫んで失笑も最悪よね?
どっちみち叫ばないからいいけど・・・。
あちらも商売ですから、日本ではブラボーだよ、とは言われているでしょう。
しかもBravoではなくぶらぼぉぉぉと間延びしているからねという注意もあるかもしれません。
このブラボー問題が一番気にかかりました。
あとは、そう、良いものを観せていただきました、というところです。
コメント
フラメンコ!大好きです!!!
息子が3歳位のとき、プール内の敷地でフラメンコを教えていて、
それを見た息子が立ち尽くし、離れようとしなかったことが思い出されます。
普通の服装だったので、息子はその音楽に惹かれたのだと思います。
チャンスがあれば習ってみたいなぁ。(笑)
Keikoさんがやったら絶対にカッコいいです。
想像しただけでわかります、あのスカート履かせたい!(^^)
フラメンコの変拍子は難しいです。
それに足を止めた3歳の子、やはり只者ではない・・・。