日本中どこへ行っても暑くて、東北も北海道も暑くて、こうなったら標高勝負?と長野県の白馬辺りを目指しました。
長野県も各地市街地は35℃33℃という東京と同じような気温の高さですが、朝晩の気温の下がり方と湿度が東京とは違います。
そして山のほうは市街地よりもう少し下がって30℃以下になったります。
白馬でも日差しがあれば大汗をかくくらいには暑いですが、命の危険を感じるあの異様な空気はありませんでした。
では、しばし、観光案内ではないヨタ話をば。
1枚くらい観光写真も入れておきます。
松本城です。

反対側の赤い橋を入れての角度が定番なのですが、素人が広域を撮ると背景に街の建物がバッチリ写ります。
私はそれが嫌で松本城はこの方向から撮るのが好きです。
この日は入口付近で忍者さんが写真撮影サービスをしていました。
忍者の掛け声で観光客はカッコいい(と思っているであろう)ポーズをとり、忍者と一緒に撮ってもらえるというものでした。
外国人と日本の子連れファミリーに受けていました。
顔ハメよりはずっと楽しく、良いサービスかもしれません。
何時間か毎か、一日数回か、タイミングがあるようです。
武士の格好ではなく忍者というのが絶妙です。
私は日本史得意ではないので、石川数正(住人としてはこの人が一番有名)と忍者の関係はわかりませんが、真田幸村が上田で忍者を活用していたのは真田太平記でやっていたので、松本にも忍者がいてもいいのかな・・と私はそのように解釈して見ていました。
松本市はかなり暑く、お城の階段・・もはや梯子の角度!・・で大汗をかき、足も筋肉痛になったので、さっさと白馬へ移動しました。

日本は島国で海に囲まれているので海の国でもありますが、山の国でもあるのです。
南とか北とかアルプスが2つもあるのですから、欧州人もビックリでしょう。
こんなに狭い国土なのに。
くるくる道路を通し、トンネルを掘って掘って掘り、温泉がある、これも日本です。
高い山から見られるものといえば、雲海。
竜王マウンテンリゾートSORA terrace(ソラテラス)では、ロープウェイで上っただけで雲海を見られます。
2024年の雲海発生率が60.3%ということなので、かなり気軽に見られます。
理想の雲海は、眼下に雲の絨毯が敷かれているような感じですよね。
私が見たのはもっと雲が高かったのですが、これも雲海に入るのでしょうか?60.3%のうちでしょうか?

テラスの足元辺りでひたひたと凪いで欲しかったです。
山を降りて諏訪方面では「御射鹿池(みしゃかいけ)」に行きました。
東山魁夷さんの『緑響く』のモチーフになった場所として知られています。
まずはオリジナル写真を載せます。

東山魁夷さんの絵は別途検索していただくとして、そのイメージで少し加工したものを次に載せます。

どうでしょう、馬がショボいですが、少しは雰囲気を出せたでしょうか。
長野県はリンゴをはじめとして果物の栽培が盛んです。
私は突発的に桃を買ってきました。
朝、宿を出て車で走るのに何か飲み物を買おうと道の駅に寄りました。
時間は8時25分頃です。
道の駅の農産物販売所には8時半のオープンを待つ人の列ができていました。
へぇ?こんなに並ぶんだ?と見ていると、8時半になり人々がいそいそと中に入っていきます。
皆さんのお目当ては桃でした。
1箱8個入2800円を4箱も買っている人がいます。
大きな桃は東京のスーパーでは1個500円くらい平気でします。
採れたての桃が8個2800円=1個350円、これは絶対にお買い得です。
でもこんな大きくて立派な桃8個は食べ切れないなぁと思ったら2個450円の庶民派仕様のパックも置いてありました。
これだ!と即買い。
駐車場には車が続々と入ってきていて、桃の箱は30分後にはきっと売り切れていたと思われます。
どこの道の駅の農産物販売所にも、ナスとかトマトとかのごく普通の野菜の他に、地元特産の普段あまり見ない野菜などが売られているので、いつも眺めて楽しんでいますが、オープン直後は地元の人や訳知りの人の争奪戦が繰り広げられているのかもしれません。
通りすがりの観光客にはわからない一面を見た気がしました。
次回、一本木公園に続きます。
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