バラの特性を表すもののひとつに「タイプ」があります。
主に病気に対する強さで分類されていて、タイプ0からタイプ4まであります。
一番病気に強いのがタイプ0、薬剤散布が必要で上級者向けと言われるのがタイプ4です。
タイプ0:無農薬でも、ほとんど病気が出ない驚くほどの耐病性を持つバラ(バラの家より)
その他、ドイツでは観賞性と強健性の評価試験「ADR」が行われています。
ADR:薬剤を使わず冬季の手入れもすることなく生育させ、花の美しさ・優れた耐寒性・耐病害虫性などを評価。基準をクリアしたバラにのみADRの認証が与えられます。(京成バラ園芸より)
これから新しくバラを作出する場合、これらの評価を取りに行く流れが出るのは当然のことでしょう。
そして地球のこの暑さで、弱いバラがどんどん枯れていくのも当然のことでしょう。
50年後、100年後、いくら保護したとしても、絶滅危惧種(バラの種類の種)が激増するのも予想されます。
タイプと耐暑性はイコールではないし、ADRは耐暑性ではなく耐寒性(ドイツったら!)だし、これらの評価基準が基本になるわけではないかもしれませんが、少なくとも病気に強いというのは高ポイントになると思います。
強くなければ生き残れない?
私、人として、タイプ0には程遠いですし、手入れしないとダメで(←いろいろ塗らなきゃ)美しさも(←あはは)耐寒性も(←これはまぁまぁ)耐病害虫性も(←蚊の餌食になりやすい)疑問符が付きます。
生き残れない方向^^;
余談ですが、、、
私はいつも「ADR」と「AED」がわからなくなります。
ADR:Allgemeine Deutsche Rosenneuheitenprüfung(一般的なジャーマン・ローズ・ノベルティ・テスト(自動翻訳))
AED:Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)
AとDが似ているじゃないですか?^^;
ドイツ語も英語も難しい単語があって、きっと私の脳が覚えようとしないのでしょう。
ま、いいわ^^;;;
コメント
タイプと耐暑性はイコールではない…けれど、てんちょが無農薬で放置ぎみに管理して生き残った数千株の中から選び抜いたバラなので、耐暑性もあるはずです。東京都市部より暑いエリアですしね。
みどり先生は、ここはざらに40℃に達するから暑さに慣れた株が届きますよーって言っていました。
耐暑性の低いバラは生存できない世の中になりましたねぇ。
暑さに慣れた株!
放置ぎみなら得意です。
我が家の株も慣れて欲しいです。
でも私はちっとも暑さに慣れないので、バラもそう簡単にはいきませんね。
耐暑性のないニンゲンは、、、
ご心配なく、この暑さは50年も100年も続きませんよ。
気温の変化の表をもっと俯瞰してみてみると、
今は上がっているけれど、100年ぐらいの単位で見たら下がっている途中ですから。
平安時代の暖かさにたどり着くのに、まだ数百年掛かりそうな塩梅だそうですから。
とはいえ、暑いですねぇ。ホント
俯瞰できるほど悟れませんよぉ。
今日のこの今が暑いのが嫌!(笑)
持ち主がこうなので、バラも今また残り少ない葉を落とし始めています。
8月はいらないし、9月はどうせまだ暑い、10月はまだかいな。