心の糧目の毒

昔読んだ本を結構忘れていることに気がついて、これからは手持ちの本を読んで過ごそうと思ったのはつい先日のことでした。
それなのに、なぜだかどんどん増えるAmazonの欲しい物リスト。
敗因はインスタです。
本屋さんのインスタをフォローしてしまいました。
面白そうな本をどんどん紹介してくださりやがり・・もとい・・くださいます。
そしてまんまと購入者予備軍に成り果てます。

私がフォローしたのは「ジュンク堂書店 池袋本店(←インスタ見られる人はどうぞ)」さんです。
今日の紹介本は面白いパロディーだったので、本好きな方は一緒にそそられてください。

↓Amazonリンク

文学の”ブックカバー”のパロディーです。
見本に出ているのは「罪と獏」。
その他に「ぱしれメロス」「老人と久美」などなど。
元ネタの文学作品紹介もしているので、そうバカにしたものでもないと思います。
この3冊だけでも見れば見るほど、獏ちゃんが心配だし、メロスもかなり心配だし、久美さんも気になります。

2,200円と高級品なので、欲しい物リストには入れていません。
でもこのまま画面を閉じてしまうのも惜しいなと思い、ここに貼ってみました。

今日は自重できましたが、そんなこんなで私の欲しい物リストは増えるいっぽうです。
本にも「旬」があるものです。
少し置いてもやっぱり読みたいと思うものは読んでしまうに限るかなと思います。
読みたいときが興味の頂点かもしれません。
ただ・・・読んでは忘れ、の繰り返しになるのはちょっと悲しいことです。

コメント

  1. Keiko より:

    なんかタイトルだけでも面白いわね。

    子供の頃は、読書大好き少女だったのに、
    だからたーくさん読んだのに、ほぼ覚えていません。
    でも、筋書きや登場人物などは覚えていなくても、
    感激したり、恐怖心をもったり、爽やかな印象だったり、
    そういう感覚は心の奥に少しばかり残っている気がします。

    ロズレさんのblogが素敵なのもそういういベースがあるからでしょう。

    • ラ・ロズレ より:

      せっかく読んだものを忘れてしまうのはちょっと悔しいです。
      昔の映画でも、見たことある!けどどんなだっけ?というのがあります。
      感覚は残っていると思いますが、でもほとんどを忘れると損をした気になるところがセコいでしょうか^^;
      担任の先生がものすごく本を読ませてくれて、同窓会の時にはみんなで本読んだ本読んだと口々に言いました。
      あのクラスのメンバーはこういうベースなのです(^^)

  2. ゆめ より:

    昔ばなしだって「あれ?これからどうなるんだっけ?」桃太郎も浦島太郎もさるかに合戦も!
    私はその程度ですが(笑)

    • ラ・ロズレ より:

      そう言われてみれば、さるかに合戦がちょっとあぶない気がします。
      いや、桃太郎も「むかしむかし」から「めでたしめでたし」までつっかえずにお話できないような気がしてきました。
      いやーん、そこから読み直すなんて、何十年もかかってしまいます^^;

  3. もも より:

    本のリンクもInstagramのアカウントも見てきました。ワクワクできる感性は残っていました。ほっ。
    確かに、ある意味目に毒ですね。
    ロズレさんともなると、読んだ本の数は相当多いでしょうから、覚えていられるものばかりではないでしょう。覚えているもので頭のメモリーを使いきってしまったら、新しい本の入る場所がなくなってしまいますし。忘却もきっと必要なのですよ。

    実は、切り絵は10年くらい独学というか、感性だけでやっていました。こうやって物語性のあるシリーズでやったら面白かったかもしれないなぁ…いや、プロはやっぱりプロなのだわ…獏っていうのがいいなぁ、パンダもいけるかななんて思い巡らしたりするのも楽しかったです。^^

    • ラ・ロズレ より:

      なかなか本屋さんにゆっくり行かれる状況でもないので、大手書店の売れ筋または売りたい筋はどんなものだろうと興味がありました。
      主に若向きと思いますが、ときどき私にもヒットしそうな本が出てきます。
      そういえば、私の脳内メモリは320MBでしたっけ。
      ずっとそう言い張っています。
      納得の忘却^^;
      切り絵の作品は残っていますか?
      あったら今度載せてみましょうよ?(^^)