この秋、様々なものをポチりましたが、これが最後の宅配かな。
(かな?(笑))
何の本だかわかりますか?
ひとの台詞のようですね?
サマセ?プラン?ワにてんてん?
実は、サマセット、プランタジネット、ヴァーノンのことです。
そう、これはシェイクスピアの『ヘンリー六世』。
しかも昭和9年発行、訳者はもちろん坪内逍遥さん。(←大御所です)
文庫本なのでお値段はたいしたことはありません。525円です。ただこれを見つけるのに少し時間がかかりました。
ヘンリー六世の時代背景は?そう「バラ戦争」です。
ヨーク家とランカスター家が白薔薇・赤薔薇に分かれての戦争は薔薇の世界では有名ですね?
この本にそれが載っているのです。
薔薇が最初に出てくる部分をご覧下さい。
私の主張が正しいと思ったら白い薔薇を摘み取れと言っています。
プランタジネット、後のヨーク公の台詞です。
この後、サマセット公が私に味方するなら赤い薔薇を手折れと言います。
こうして紅白に分かれていくわけです。
本当に薔薇が両家の旗印だった確証は無く、史実だったのかシェイクスピアの書いたものの影響か、ニワトリと卵のようになってしまっているらしいです。
現代語の本も出ていますが、坪内逍遥さんの語彙の豊富さといったら、読みにくさを上回る面白さです。
あまりにも薔薇の本が増えてしまったので、いらなくなった本を売りに行こうかなと目論んでいる連休中日です。
コメント
まぁ、この本は間違いなく優良ですよね。^^
>坪内逍遥さんの語彙の豊富さといったら、読みにくさを上回る面白さです。
ほんとうに訳の違いでずいぶん印象が変わりますよね、ってそんなに読み比べているわけじゃありませんが。
あの時代の方がシィエクスピアをどんなにか大きな期待をもって読まれたんだろうなぁなんてロマンを感じてしまいました。
またしてもロズレさんのアンテナに感謝です。
実はシェイクスピアってあまり得意分野ではないのです^^;
高校時代に訳あって真夏の夜の夢だけは読みましたが、あとはチャレンジはしたもののどうにもこうにも(汗)
でも今回はシェイクスピアさんには申し訳ありませんが坪内逍遥さんにノックアウトされました。
日本は最近ちょっと江戸のたしなみなんかがもてはやされる回帰現象が起きています。私も時代物の発掘流行しちゃってます(^^ゞ
けいさん
本館のゲストブックに書きます。
読んでいただけますように。
はーい!読んできましたぁ!
私も壊れていないような気がします。
でも精密機械ですから、しばらく使ってみてちょっとでも気になったら”点検”してもらうのがいいかもしれません。
修理って高いですから、良かったじゃないですか。
それにしても、ホントに首からさげていたのですね^^;
ありがとうございました。
たとえ数センチでも、落とした=なにかしら壊れたはず!
この思い込みがそれまで気にもしていなかった 液晶画面 に神経が集中した模様^^
それと、先日湯島天神に行ったとき ルミックス を使った感覚が残っていて、『壊れ』に拍車をかけたのかも^^;;
そしてなにより、あの日 伐採 をしたバチが当たったんだ!とまじめに受け止めていた私です(苦笑)
あ~なんだかホッ))としました。
ハイ!玄関で首にかけてから庭に出ます。買ったときからずーっと( ̄▽ ̄)
そういえば、撮っている時はあまり意識していませんねぇ。
思い返してふと気が付く。やっぱそんなもんですね^^;
ゆめさんも相当気が動転したのでしょう。そりゃそうですよね。
バチとか、そういう方向まで・・・^^;
私はバラ園では首にかけるのはさすがに・・・なので(笑)抱きしめて歩くようにしています。(見栄っ張り?)