昔のことをとやかく言う

ふと、気づいてしまったのです。

神代植物公園の昔のバラの名札です。
2003年に撮影しました。

はご ろも。
羽=はご、衣=ろも、そんなふり仮名に見えてしまいます。
2003年時点でかなり年季の入ったこの名札は後に作り変えられ、しかも今までのところ(たぶん)2回も代替わりしています。
現在は漢字と英字の並列表記だけで、漢字にカナをふろうという試みは行われていないはずです。
ふり仮名も時代の産物なのでしょう。
もしかしたら「羽衣」以外の名札にも同じようなことが起きているかもしれません。
この暑いのに面倒なので探しませんが・・・。
おそらく何か、制作するときの型とか、位置を合わせなければ都合が悪いことでもあったのでしょう。
私はこのふり仮名を最初見たときは「はご」と「ろも」の分割に気が付きませんでした。
なんとなく普通に読んでいました。
よく見てからアレ?と思いました。
漢字の国の人の脳は多少補完をするのかもしれません。

コメント

  1. もも より:

    ふりがなはどうレイアウトするか、悩ましいところですね。
    何の本のどの漢字か忘れたのですが、うわーそう来るかーと思ってしまったものがありましたよ。1字に7文字くらいふってあって、何文字もあったような…。
    ふりがなは日本の文化ですよね。改めて面白いと思いました。
    しかし、よく見つけられましたね!
    バラの世界の表記は結構ゆるゆるでしたから、こういうのは他にもありそうです。

    • ラ・ロズレ より:

      1字に7文字も仮名があったら本文が間延びするのでは?と変に心配になってしまいます。
      小さい文字が見えづらいお年頃だと特に思います。
      最近の歌の歌詞では、なんか咄嗟に思いつきませんが、例えば「愛=ラブ」や「夢=ドリーム」みたいなルビをTVで見た気がします。
      どこにふろうと、どうふろうと、教科書や新聞でもない限り案外自由なのでしょう。
      それもまた日本らしいのかも?