レインボーウォークのゼッケンを持っていくと、東京都の施設のいくつかが無料になるというので、私はその中から「江戸東京博物館」に行ってきました。
あまりにも寒かったので、えぇい!こうなったら次よ次!とばかりに。
普段乗る機会のない「りんかい線」の地下深さに感心し、これまた乗る機会のない「ゆりかもめ」の湾岸風景に感心したあとに見る”お江戸”もギャップが激しくてなかなか面白いものです。
ワタクシ、ただ今江戸ブーム中で、その理由のひとつに「居眠り磐音 江戸双紙」があります。
新参者でまだ途中ですからあまり偉そうなことは言えませんけれど、江戸の展示を見て「あら?」と思ったものですから・・・。
この本を読んでいる方でしたら「江戸東京博物館」の常設展って意外と面白いと思いますよ。
日本橋や両国橋のジオラマがあったりして、いかにも磐音さんが歩いていそうだったり。
両替屋さんの分銅って言うのでしょうかなんか量るやつ?があって、これもいかにも今津屋さんにおいてありそうだったり。
地図を見て、内藤新宿、板橋宿、品川宿・・・と目で追いながらストーリーを思い出したり。
貧乏御家人の説明文のところでは品川さんに涙したり。
武家の何百両とかいう借用証書もあって、あぁやっぱりよくある事だったんだとしみじみしたり。
そういうことを考えながら展示を見ると、ただの博物館見学とはちょっと違う趣向になります。
もちろん、鬼平さんとか、違う時代物の読者の方は、また違った楽しみがあることでしょう。
テレビでは、「陽炎の辻」パート3の放送を前にパート1、2の一挙再放送(ハイビジョンのみ)もあります。
博物館はテレビだけの方よりも原作の読者の方がオススメですけれど、でもどちらにしても、これを機に「江戸東京博物館」見学は如何でしょうか。
博物館って、何か理由がないとなかなか行かないものでしょう?
江戸展示は常設展なのでいつでも良いといえば良いのですが、磐音さんファンは今が見学の”旬”かもしれませんよ。
ちなみに、私はテレビでは「由蔵さん」ファンです(^^ゞ
「江戸東京博物館」は江戸&東京というくらいで、文明開化、鹿鳴館、関東大震災、大戦、高度成長まで展示があります。すごく広いのですよ。
企画展で興味のあるものがあればそれもよし、常設展だけでも見応えあります。
ミュージアムショップでかわいい手ぬぐいをたくさん売っていたのも私は楽しかったです。
手ぬぐいは本棚で使用しています。棚に敷いてインドアグリーンを置いたり、窓側の本に掛けて日焼けを防いだり。
薄くてカラフルで洗濯可な優れものです。
外国の方がやけに熱心に展示をご覧になっていました。
研究者の方か、マニアの方か?
たぶん私より江戸を知っていそうです。だって私たちってそんなに真面目に日本史を勉強しませんでしたよね?(と、同意を求めるのは間違い?^^;)
機があったら、旬であったら、灯台の元も照らしてみなければと思います。
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