連休中日の金曜日をなんなくクリアし、あとは普通の週末を残すのみとなりました。
のんびりとネットサーフィンをしていたところ、気になる記事を見つけました。
日本の色を日替わりで紹介する記事がありまして、5月7日の記事は「長春色」の紹介でした。
色名は、中国原産の四季咲きの薔薇(ばら)「長春花(ちょうしゅんか)」に由来します。
koyomiseikatsu
そしてその色が
花の写真もありましたが、やはりこんな色でした。
ここで脳内に???はてなマークが浮かぶのがロザリアンです。
長春花とは庚申薔薇ではありませんでしたっけ?
庚申薔薇とはRosa chinensisではありませんでしたっけ?
こういう↑色のキネンシスを見たことがありましたっけ?
というわけで、長春色について検索してみました。
色の名前 長春色(ちょうしゅんいろ)
伝統色のいろは-Traditional colors of Japan-
長春色(ちょうしゅんいろ)とは、灰色がかった鈍い紅色のことです。長春とは本来は常春 の意味ですが、古く中国から渡来した「庚申薔薇」の漢名「長春花」からきており、この薔薇の花が色名の由来です。 この色が流行したのは大正時代のことで、落ち着いた色合いから女性たちの人気を集めました。英名では「オールドローズ」とも。
RGB R:216 G:139 B:131
CMYK C:17 M:61 Y:46 K:0
Web カラー #D88B83
長春色とは
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色褪せたバラのようなくすんだ紅花色です。中国原産のバラ、「長春花」の褪せた花色を象徴的に表しており、英名「オールドローズ」を長春花におきかえたものではないかといわれています。
RGB /238 / 141 / 123
CMYK /05 / 60 / 50 / 00
Webカラー値 /#EE8D7B
あ〜らら(笑)
しかもこれだけではないのです。
検索して上から見ていったのですが、どんどんどんどん違う色がでてきます。
もっと暗めの色設定もいくつかありました。
何かを訂正しようとか、文句を言おうとか、そんな気力は出ません。
そもそも、そもそもです、バラをないがしろにしたのは誰のせい?
コメント
あ〜らら。けど、面白い話! バラを見ずに名前を付けたのかしらん。
そもそも、そんな色のバラを探すのが大変ですね。
そこで、ちょっと違うことが頭をよぎりました。
英語でpeachという色は、こんな感じのくすんだ暗めのオレンジ色なんですよ。日本とはだいぶ認識が違うけど。
中国で常春の楽園に咲くのは、素直に考えれば桃ですよね。
どちらもバラ科ではあるけれど。
オールドローズがくすんでる? バカ言っちゃあいけません。
こういうテーマは口数が多くなりますね。
「バラを見ずに」そこです!
オールドローズという色がくすんでいるのは以前検索して知っていたので、オールドとは萎びたとか干乾びたのオールドかと解釈していました。
そうならそうでどうぞご勝手にです。
そこにイメージだけであんなバラとこんなバラを結びつけて固定してしまった人もいれば、それをもてはやしてしまった人もいるわけです。
そういえば桃色って、花の色と果実を外から眺めた色と果肉の色、全然違いますね。
ピンクはもしかしたら感じ方や種類がものすごく多い難しい色?でしょうか。
気になるのは、長春色(サーモンピンク)のバラは何を撮って載せたかです。
結局今でもバラは蔑ろにされている気がします。
うふふ、やっぱり口数多いですね。
あえて言えば、キネンシス・ムタビリスの咲き始めにこういう色のときがあるような。
色って、個人差が激しいもののひとつですよね。
昔うちにあった車の色を、最後まで、夫(ブルー)対息子と私(グレー)で意見が違っていましたっけ。(笑)
ををっ!
これはまたロザリアンらしいご意見です。
ムタビリスはキネンシスで、キネンシスがサーモン色、このロジックは認めます!(^^)v
ブルーグレーという色もありますが、結局一致はしなかったというのが面白いです。
けいこさんの知識の引き出しが素晴らしい!
知識をお持ちの人と話をすると、うんうんとか、そっかーとか、本当に面白いですよね。