難しいはカッコいいではない

先日、職場の職員に向けた文章を読んでいました。
その中の一文にあった文字を見て思わず仰け反りました。
『年度末は業務が輻輳し』
はぁ?
意味がわからないし、そもそも読めない。
辞書を引きました。輻輳とは・・
『車の輻が轂に集まるように四方から寄り集まること』
はぁぁ?
もっとわからないですけどぉ。
こんな言葉を日常で使おうなんて、お役所オカシイ。
忙しいとか多忙とか繁忙とか業務量が多いとか仕事が集中するとか、普通に言えないものでしょうか。

最近の昼休みにはAmazon Primeで「青のオーケストラ」を見ています。
私の嫌いな人間関係のゴタゴタがちょっと多い気がします^^;
今日はゴタゴタの話に一区切りついて合奏練習をやっていました。
ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」、とうとう第4楽章♪
その譜面に書いてあった文字が
『Allegro con fuoco』
con fuoco 火のように、火のような第4楽章、カッコいい〜〜〜〜〜!
金管火を吹け〜〜〜〜〜!
言葉というのはこうでなくちゃ、と思いました。

わかるかなぁ?

コメント

  1. もも より:

    輻輳! 
    漢字テスト以外で初めて見たかもしれません。
    読めるけど、この言葉を使う人は好きになれないなー。繁忙というよく知られた熟語を避ける意味がわからない。
    マウント取ってカッコつけんなと思ってしまいますね。

    ついでに私の話も聞いていただけます?
    私の仕事界隈でも、なんでそれ!!と思う言葉があるんですよ。
    悉皆。「悉皆研修です」という具合に使います。要は、全員必ず受けなくちゃいけない研修ってことなんですが、必修という広く周知された言葉をなぜ使わないのだとイラッとします。他で見たことないし。
    ロズレさんは「悉皆研修」という言葉、見たことあります?
    しかも最初は口頭で聞いたので、面食らいました。私は数秒後に悉皆だとわかったけど、ことごとく皆が頭に浮かぶ言葉ではないはず。
    理解して行動してほしかったら、全員がわかる言葉を使えよ!と毎年思うのです。
    毎年2月から4月にかけて悉皆研修のお知らせが来るので、毎週のようにイラッとしてます。(๑•ૅㅁ•๑)

    • ラ・ロズレ より:

      悉皆は今始めて聞きました!
      文字で見たから「ことごとくみな」だと分かりましたが、音で聞いたら「失敗研修?」「一回研修?」とかボケそうな気がします。
      マウント取るのもありがちだし、専門用語や業界用語を使って群れるのも皆さん好きなので、この現象は無くならないと思います。

      それにしてもです。
      輻輳って漢字テストに出たのですか!?
      私、小学校の朝の10分書き取りテスト、苦手でした^^;

      • もも より:

        漢字検定の勉強をしてた時に出てきたんだったかな。それとも…?
        大人になってからも、毎週漢字テストを受ける環境にいたこともあったのです。
        輻輳を使う職場があるなんて衝撃的でした。

        • ラ・ロズレ より:

          昔見聞きした銀行員言葉も奇っ怪でしたが、今回もびっくりでした。
          漢字は知っていて損はしません。
          素晴らしいお勉強ができていると思いますよ。
          それになんといっても、こういう時に「うふふん♪」と言えるのが楽しいですし(^^)

  2. Keiko より:

    言葉は生き物ですからね、魂のこもらないただの言い回しや
    教養を誇示するためだけの言葉では通じませんよ!

    • ラ・ロズレ より:

      あ、それそれ、魂ですよ、ナントカ言葉には皆無ですね。
      それをひけらかす人にも魂ナシ?