戦後60年の8月に向けて、各メディアでいろいろな戦争関連の話題が取り上げられています。
薔薇と戦争は、決して無関係ではありません。
Rose Gardenが選んだ8月の薔薇は
スーブニール ドゥ アンネフランク
Souvenir d’Anne Frank 作出:1960年 ベルギー Delforge
Souvenirは「記念品、お土産」の他に「形見」という意味もあります。
Souvenir d’Anne Frankは”アンネ・フランクの形見”と訳されています。
アンネ・フランクはご存知の通りアンネの日記の著者のことです。
今日では、日本のあちらこちらで目にすることの出来るこのアンネのバラ。
ベルギーの園芸家が作出したものですが、この薔薇が日本にあるのは、園芸店が輸入をしたからではありません。
詳しくはアンネのバラの本の中にありますが、本を読むのはちょっと・・・という方は、本館Rose Gardenで「アンネ・フランクのバラ―アンネの意志を受け継いだ人びと」の本の内容を一部紹介させて頂いていますので「豆知識 アンネのバラ」をご覧下さい。
戦争に関すること、決して楽しいものではないので気乗りしないかもしれませんが、薔薇の視点で見るとまた違ったものが見えてきます。
私たちは、未来を創ることはできるけれど過去を消すことはできません。
もうとっくに学校を卒業してしまった方も、今年の夏はアンネのバラの自由研究をいかがですか?
コメント
ラ・ロズレさん、わたしも今、「アンネ・フランクのバラ」の本を読んでいます。1970年代に出た小林桂三郎先生の本も合わせて読んでいます。
8月を前に第二次世界大戦のことを考える良いきっかけになりそうです。
毎年、7月から8月にかけて、子ども達と戦争に関する絵本や本を読むように心がけていました。昨年あたりから母親と一緒に・・・というのは拒否されるようになりましたので、今年はわたしだけで、数冊本を読む予定です。一冊目がアンネ・フランクのバラです。
後日「ハンナの祈り」か「ほのぼの文庫」にアップする予定です。
まざあぐうすさん、お買い求めになったのですね。
しかも数冊読破のご予定。さすがです。
折角バッタリ出会ったチャンスの精の前髪はしっかりと捕まえてチャンスを活かさねば、と思いますので私もここで気を抜かずもう少しお勉強しなくては。
ご家族で対等に語り合って、”うちの子はいつの間にこんなにお勉強してたの?”とまざあぐうすさんが目を細める日もきっともうすぐですよ(^^)
ラ・ロズレさん、ようやく『アンネ・フランクのバラ』と『アンネのバラよいつまでも』を読みました。2冊がリンクしていたので、とてもよかったです。
アンネのバラの手入れをする自信がありませんが、心の中にアンネのバラを咲かせていたいなと思いました。実物を見てみたいです。
トラックバックさせていただきました。
まざあぐうすさん、今、頭の中に「バラが咲いた」の歌が流れてきました。2番では、バラは散ってしまったけれど心に咲いたという歌詞でしたよね。
そうか!お庭が無くても薔薇をいっぱい咲かせられるんだ!と非ガーデナーの私、勇気百倍になりました。
今日、「しいのみ学園」の昇地三郎先生の「小さきは小さきままに・・・」という歌を取引先の方に教えていただいて、むむむぅと唸った(笑)ところです。このお歌ご存知でした?
トラックバックもありがとうございました。