私の父母は、幸いなことに現在も自立して暮らしています。
元気に、とはいきませんが・・・要介護もついていますし・・・まぁ年齢なりにそれなりに、です。
先日の父の日の父のコメントなのですが、今の年齢は、思ってもみなかった未知の領域、、、なのだそうです。
父の父はわりと早くに亡くなりましたので、確かに未知なのでしょう。
超高齢化社会の中、そういえば高齢者の方々は親世代より長生きの「初めての高齢者」が多いのかもしれません。(初めての還暦というのもありましたね(長嶋監督ですよ))
案外本人たちも戸惑っているのかと、遅まきながら思い至った次第です。
コメント
超高齢化社会って、自分を中心に考えてしまうせいか、
現役世代~若い人がこれから未知の領域に入っていくんだって気がしていましたが、
高齢の方だって、どんな風に年を重ねていくのか未知の領域なんですよね。
お父様もお体が100%の状態ではないかもしれませんが、
自分らしく未知の領域を楽しまれてほしいなって思います。
あの世代は、戦争もあって上の世代の高齢例がちょっと少なかったのかもしれません。もちろん環境によっていろいろでしょうけれど。
赤ちゃんから高齢者まで、毎日が未知との遭遇なのですね。
ふぅむ、今思うと「未知との遭遇」って実に妙訳です。
未知の領域…。
母は40代からそんなことをよく言っていましたねぇ。
何を大げさなと一蹴していたものですが。
きっと私は「赤ちゃんから高齢者まで、毎日が未知との遭遇」という感覚だったのです。
未知への感覚が変わる年が、親やきょうだいが生きた年数に基づくとしても、それぞれ違うのでしょうね。
そう遠くないうちに母の心境に追いつくのかしらと考えてしまいました。
実は、母の日の母のコメントは、「私も親がいたときが懐かしい」でした。
それを言われた娘は、感謝しろなのか同情しろなのか覚悟しろなのか全く意味のない感想なのか、深読みしすぎて対応に苦慮しましたとさ^^;;;
私も年上のお師匠様が亡くなった歳をもうすぐ越してしまいます。そういうことがひとつずつポイントになっていくのでしょうね。でもやっぱりその時になってみないとわからないことばかりです。