夜、職場の近くにある橋を渡っていたら、
小さな女の子が走ってきて空を見上げて「おちゅきさま~」「おちゅきさま~」と2度叫びました。
今日は半月より少し丸みのある月(月齢8.6)です。
お月様ったら手ぐらい振ってあげればいいのに、黙って輝いていました。
その横を歩いて通り過ぎながら考えました。
月は目で見えるから親しみがあるのかなぁ?
太陽は目で見えない(見つめられない←眩しい&目が危ない)から月よりもっと神々しい対象になるのかなぁ?
余談ですが・・・
小さな女の子が橋の上に走ってきてから叫んだのは、都心はどこからでも月が見えるわけではないからです。
周りは会社や倉庫やマンションなどの高い建物や高架の首都高や線路があって、小さな女の子なら尚更月の見える範囲は狭まります。
橋の上だと視界が開けるので、お月様を呼ぶために勇んで走ってきたのだと思います。
お月様は太古の昔から人気者です。
コメント
いいお話ですねぇ。
短いメルヘンを読んだ気分です。
おちゅきさま、私もだーいすき。^^
月に「様」付けですもの、人間に大きな影響を与えているものですね。
心がスレたおばさんになると、火星がもっと大きかったら『お火様』とか呼んだのかなーなどとくだらないことが頭をよぎりピュアな心はなくなっております^^;