ミラーレスとiPhoneを持ち替えながら

大谷資料館は、大谷石の歴史と巨大地下空間を展示してあるところです。
栃木県宇都宮市にあります。
名前は資料館ですが、中は巨大な地下神殿のような採掘場跡地です。
映画や音楽の映像制作でも使われているくらいに、画になるカッコいいところです。

一般の人々の目に触れることなく「未知なる空間」と呼ばれた、地下採掘場跡。
その広さは、2万平方メートル、深さは、30mにもおよびます。
石肌には、手堀り時代のツルハシのあとが残り、ずっしりと年輪の重さを感じさせ、地下の巨大建造物を思わせる景観は、この地ならではの圧巻です。
また、この巨大地下空間ではコンサートや美術展などが開かれたり、地下の教会として利用されるなど、イベントスペースとしても注目を集めています。
<大谷資料館HPより>

インスタにはiPhoneで撮った写真をアップしました。
でもこの光と影がクッキリと現れる空間は、iPnoeよりミラーレスのほうが撮りやすかったです。
iPhoneは何か勝手に頑張っちゃうのですよね。
「インスタ映え」という言葉があるくらいなので、派手気味でもいいかとそのまま載せました。
ミラーレスのほうは素直に撮ってくれる気がします。

というわけで、ミラーレスの写真をいくつか載せてみます。

↓採掘跡が赤で照らされるのは、なんとも迫力があります。

↓ここはiPhoneが頑張ってしまって色が出すぎたところです。
ミラーレスのほうが色がドギツクなく、肉眼に近くてきれいでした。

↓黒とシルエットにも挑戦してみました。
ただの黒つぶれか・・?

出来不出来は、まぁいいのです。
お遊びですから。
でも、iPnoheの遊びとミラーレスの遊びが少し違うことくらいは、なんとなくわかります。

↓大谷資料館の入口です。
山を削って石を採掘する周りの環境が垣間見えます。

人間と石は昔からとても結びついていて、しかも文明と関連しています。
イギリスのストーンヘンジやイースター島のモアイなどが有名でしょうか。
大谷ではさすがに文明は発祥していませんが、それでも岩壁に彫刻された4メートルサイズの平安時代の石仏が残っていて、アフガニスタンで破壊されてしまったバーミヤンの石仏を思わせます。
巨大文明の尻尾は日本にも来ていたのかもしれません。

ライトアップは綺麗だし、地下の気温14℃というのも魅力的。
そして、石の不思議について考えるのも面白かったです。

コメント