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※「はじめに―会議の記録について」をご一読ください。
2012年6月2日(土) 国際ヘリテージローズ会議2日目
バラの歴史
08:30–09:20講義 5 イングリット・フェルデゲム(ベルギー)
09:20–10:10講義 6 グレッグ・ラウアリー(アメリカ合衆国)
10:30–11:20講義 7 王国良(中国)
11:20–12:10講義 8 ヘルガ・ブリシェ(イタリア)
12:30–17:45デイ・ツアー(昼食付)
[コース1]
12:50–15:00日本サーナ(昼食・ハーブ園見学)
15:30–17:00旧堀田邸(見学・庭園散策)
17:45ホテル着
[コース2]
12:50–15:25飯沼本家(昼食・酒蔵見学・庭園散策)
15:30–17:00羽根井邸庭園(庭園散策)
17:45ホテル着
19:00–21:00WFRS会議:代表委員会(ホテル3階ライラック・ルーム)
(時間等必ずしもこの通りではありませんが大体の目安として載せておきます。)
(国際ヘリテージローズ会議公式HP(以下公式HP)より抜粋)
【講義5 イングリット・フェルデゲム(ベルギー)】
「C・G・レーシッヒのバラの本、『写実的描写のバラ画集(植物学的解説付き)』」
という予定になっていましたが、実際の講義のタイトルは
「『ありのままに描き彩色したバラ』―カルル・ゴットロープ・レーシッヒの素晴らしいバラの本」でした。
フェルデゲムさん:
最近取り組んでいるプロジェクトは、ヘックス城におけるゲシュウィントの研究バラ園作りと、アールデコ美術館開館当初のバラ園復元のための文献調査。
(公式HPより抜粋)
講義:
・19世紀初めのバラの本
・カルル・ゴットロープ・レーシッヒとは?
・『バラ』という著書
・技術面からこの本をみると
・バラの名前
・個別のバラいくつか、それらについてのレーシッヒの考え
・レーシッヒの幾つかの原種バラの扱い方
・條入りのバラの混乱
・中国のバラ
・第9、10分冊
・最後の二分冊 11と12
本のページの画像や、バラの絵の拡大がスクリーンに映し出されました。
デジタルの時代になったからこそ出来ることです。
【講義6 グレッグ・ラウアリー(アメリカ合衆国)】
「ロサ・セティゲラ、大草原のつるバラ」
という予定になっていましたが、実際の講義のタイトルは
「クライミング・プレアリー・ローズ(大草原のつるバラ)―ロサ・セティゲラ」でした。
ラウアリーさん:
通販専門のバラのナーセリー、ヴィンテージ・ガーデンを経営。バラ愛好家団体ヘリテージローズ・ファウンデーション(HRF)の出版担当副委員長。
(公式HPより抜粋)
講義:
・野生のロサ・セティゲラ
・アメリカの野生つるバラ
・初期のアメリカでのバラ育種
・サミュエル・フィーストとウィリアム・ピアス
・ルドルフ・ゲシュヴィントとロサ・セティゲラ
・ミカエル・ホルヴァス;ロサ・セティゲラに関わるもう一人のハンガリー人
北アメリカの野ばらにはあまり馴染みがないかと思い、スライドを映したセティゲラの写真を載せました。
ラウアリーさんだけPDFファイルを使用していたのでスライドショーではなくWindows画面です。
【講義7 王国良(中国)】
「宋代の中国のバラの分類と同定について」
王さん:
園芸学博士。バラの栽培、育種、中国独自のバラの文化についての研究に取り組んでいる。現在、南京林業大学と南京農業大学の2校で授業を行っている。
(公式HPより抜粋)
講義:
・中国語のバラの語源
・バラの進化
・ルゴサの自生地
・宋代のバラの分類
・宋代のバラの同定
・バラ園の取り組み
バラの字の成り立ちは、日本人には面白いですね。
アルファベット文化の方々はどう思ったでしょうか。
【講義8 ヘルガ・ブリシェ(イタリア)】
「野生種の使用に情熱を注いだ育種家〜ゲシュヴィントとレンス」
という予定になっていましたが、実際の講義のタイトルは
「野生バラを重視した二人の育種家、ルドルフ・ゲシュヴィントとルイス・レンス」でした。
ブリシェさん:
主としてチャイナローズとハイブリッド・ギガンテアからなる特色あるコレクションで知られる。世界バラ会連合保存委員会委員長、表彰委員会委員長など歴任し、現在は世界バラ会連合出版委員会委員長。
(公式HPより抜粋)
講義:
・ルドルフ・ゲシュヴィント
・ルドルフ・ゲシュヴィントのバラ
・ルイス・レンス
・ルイス・レンスのバラ
ゲシュヴィントさんは「グルース・アン・テプリッツ」、レンスさんは「パスカリ」の作出者です。
デイ・ツアーには不参加なので記録はここまでです。
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