国際ヘリテージローズ会議3日目

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「はじめに―会議の記録について」をご一読ください。

2012年6月3日(日) 国際ヘリテージローズ会議3日目
ヘリテージローズと品種保存
08:30–09:20講義 9ピーター・ボイド(イギリス)
09:20–10:10講義 10ダイ・ダーストン(オーストラリア)
10:30–11:20講義 11サリー・アリスン(ニュージーランド)
11:20–12:10講義 12クレア・マーティン(アメリカ合衆国)
12:30–18:00デイ・ツアー(昼食付)
12:30–国立歴史民俗博物館発(車内で昼食お弁当)
13:10–14:40DIC川村記念美術館(バラを描く三人展鑑賞・庭園散策)
15:20–17:20草ぶえの丘バラ園(お茶・バラ園見学)
18:00ホテル着
20:00–カンファレンス・ディナー(ウィシュトンホテル・ユーカリ)
(時間等必ずしもこの通りではありませんが大体の目安として載せておきます。)
(国際ヘリテージローズ会議公式HP(以下公式HP)より抜粋)

【講義9 ピーター・ボイド(イギリス)】
「ロサ・スピノシシマ―先史時代から現代にいたるその自然史と人々の関わり」
ボイドさん:
シュルーズベリー博物館を退官後欧米各国でチャールズ・ダーウィンやスコッツ・ローズに関する講演を行ってきた。彼の所有するスコッツ・ローズとロサ・スピノシッシマ関連品種のコレクションは英国のナショナル・コレクションとなっている。世界バラ会連合ヘリテージローズ委員会の北欧代表。
(公式HPより抜粋)
講義:
 ・ロサ・スピノシシマというバラ
 ・ロサ・スピノシシマに関わる民間伝承
 ・紋章、戦争・運動の象徴
 ・栽培種
 ・『赤毛のアン』のスコッツ・ローズ
 ・描かれたロサ・スピノシシマ
 ・野生種の減少
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ロサ・スピノシシマが描かれたものの中に、私も持っている切手が紹介されていたので嬉しくなってしまいました。ニカラグア、フィンランド、アイスランドの切手です。

【講義10 ダイ・ダーストン(オーストラリア)】
「歴史に残るティーローズと現代における品種保存の重要性」
ダーストンさん:
HRIA (Heritage Roses in Australia)のメンバーで、2回の会議を実行委員として主催、世界バラ会連合ヘリテージローズ委員会代表、共著(2008年)『ティーローズ、暖地に適するオールドローズ』。
(公式HPより抜粋)
講義:
 ・ティーローズの紹介
 ・世界人気ティーローズ
 ・オールドローズ愛好家の業績
 ・ティーローズの収集・保存
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写真は「作出された最高のティーローズのひとつ」と紹介されたレディ・ヒリンドンです。

【講義11 サリー・アリスン(ニュージーランド)】
「ニュージーランドでもバラを栽培しています」
という予定になっていましたが、実際の講義のタイトルは
「ニュージーランドでもバラを作っています」でした。
アリスンさん:
ニュージーランド・ヘリテージローズ会の創立メンバーであり、元会長。オールドローズの世界への貢献により、ニュージーランドでは「ナンシー・スティーン・ヘリテージローズ賞」、オーストラリアでは「ディーン・ロス賞」を受賞した。
(公式HPより抜粋)
講義:
 ・ニュージーランドのバラについて
 ・アリスンさんの庭のバラ
   マスク(ムスク)ローズ
   ロサ・ブルノニイ
   ウィックウォー
   キュー・ランブラーとチェヴィ・チェイス
   ロサ・ラエウィガータ ・・・・・・ etc.
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何故「ニュージーランドでも」というタイトルなのかと言うと、バラが自生しているのは北半球だけだからです。南半球のバラは元々は北半球から運ばれていったバラです。

【講義12 クレア・マーティン(アメリカ合衆国)】
「公共バラ園における歴史上重要なバラの保存:その成果と難題」
マーティンさん:
カリフォルニア州サンマリノにあるハンティントン図書館・美術館・植物園のバラ園主任。「グレート・ロザリアンズ・オブ・ザ・ワールド」の講義シリーズを創設し毎年一度開催されている講演会の実行委員長をつとめる。
(公式HPより抜粋)
講義:
 ・ハンティントン・ローズガーデン
 ・ヘリテージローズの保存の必要性
 ・ヘリテージローズの保存方法
 ・ヘリテージローズの保存場所
 ・バラの収集
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バラを保護・保存し後世に伝えていくことは、重要な課題です。

デイ・ツアーには不参加なので記録はここまでです。

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