[タイトル] 失われたバラ園
[著者] さわだ まり(イラスト), はかた たん(著)
[形式] 本
[金額] ¥1,512
[内容] 2011年まで福島の双葉町にあった「双葉ばら園」と園長の岡田さんを題材にした絵本
[感想]
原発事故で失われたバラ園の悲しい話だが、絵が優しくて可愛らしいのと、語り手が「クイーンエリザベス」(バラの名前)なのがほのぼのして救い。
[タイトル] 野ばらハンドブック
[著者] 御巫 由紀(著), 大作 晃一 (写真)
[形式] 本
[金額] ¥2,160
[内容] 野ばらとその仲間の全34種類がわかるフィールド図鑑
[感想]
フィールド図鑑ということなのでポケットサイズだが、内容は濃い。軽くは読めない専門的な(または超マニアックな)内容。写真は大変良い、というか詳しすぎて楽しい。
[雑記]
バラ本を一気に2冊購入。
双葉ばら園は、ご存知と思いますが、福島県の双葉町にあったバラ園です。
双葉町は現在、東日本大震災で起こった福島原発事故の影響でほぼ全域が帰還困難区域に指定されています。
ふわふわっとした絵が鳥もバラも可愛くて、でもだから余計に切ない本。
30ページ程度の本当に絵本です。
御巫さんの本はスゴイですよ。
超絶詳しくて学術的です。
野ばらたちの蕾だけを並べた写真とか、雌しべだけを並べた写真とか、実だけを並べた写真とか、実の断面を並べた写真とか、標本みたいで非常に私好みです。
バラの写真も、バラ園のようなところではなくそれぞれのバラが生息しているところの写真で、『野ばら』『フィールド図鑑』そのもの。
さすが御巫さんです。
でもこの本どういう人が買うのでしょう。
こういう本を持ってフィールドに出る人って何者?
コメント
絶対両方欲しいですね。^^
この手の分野はKindleがないのでまた本が増えちゃった・・・^^;