著者と語る『失われた福島のバラ園』
という会見について教えていただいたので追加でお知らせします。
日本記者クラブ 会見リポート
著者と語る『失われた福島のバラ園』
2020年03月05日 13:30 〜 14:30 10階ホール
ジャーナリスト マヤ・ムーア氏、バラ園園主 岡田勝秀氏
動画は1時間11分59秒と長いものです。
著作権を侵害しない程度にピックアップします。
2014年に英語版、2019年に韓国語版、2020年に日本語版
著者のマヤさんがアメリカ人であることに加え、日本で起きたことだからこそ日本で出すのを躊躇したとのこと。
バラの本ですから、確かに時が必要だったのかもしれないと思いました。
2018年デンマークでの世界バラ会議で英語の本が優秀文学賞を受賞したのがきっかけで韓国版が出版されたようです。
韓国バラ会の会長さんが、アジアはバラで繋がっている、ハマナス・ノイバラがアジアから始まって世界に広がった、ということを書いているとのことです。バラ友だなぁ。
英語版の序文はルース駐日大使(当時)でした。アメリカは「トモダチ作戦」などでも力を貸してくれていました。
日本語版では倉本聡さんが書いています。
ノックアウトと照葉ノイバラ
園主の岡田さんがバラ園から持ち出せたのはこの2種。
ノックアウトは何種類か出ていますが岡田さんが挿木にしたのは薄いピンクで、スタンダードにもして5・6本あるそうです。
それにしてもノックアウトの強靭さといったら!
作出はフランスのメイアンさん、すごいものを作りました。
歴史に残るバラでしょう。
照葉ノイバラは薄い黄色で御巫さん(日本の誇るバラ研究の第一人者)からもらったものだということでした。14メートルに伸びているそうです。
現在のバラ園
園内はジャングルのような状態で足の踏み場もないとのことです。
野バラだけが生き残っているそうです。
「見る影もない」と仰っていました。
3月になって震災の話題の報道が増えました。
ちょうど良い機会なので会見も紹介しました。
私にいろいろなことを教えてくださる皆様に感謝します。
コメント
>私にいろいろなことを教えてくださる皆様に感謝します。
それはロズレさんのスタンスがそうさせるのですよ。
これからもバラ命で参りましょう!
実践の伴わない私ですが、心のうちでは同じです^^;
同じ画像や映像を見て行動に移せる人もいるのだなと敬服するばかりです。
私はあまりにも一般庶民過ぎて・・・。
学芸会なら村人3くらい、映画ならエキストラ、ま、イイでしょ、私たちもできることをやりましょう、今年もバラを愛でましょう(^^)
それぞれの立ち位置で、いろんな目線で、「世界が一夜にして変わってしまった」事実を語っていくことが大切なんだと思います。
ロズレさんは洗練された文章で伝える力があるので、その一端を担っていると思いますよ。
学芸会だっていいではありませんか。草の根運動ってそういうものですよ。
学芸会では木の役はあったかもしれませんが草の役はさすがに作りませんでしたね、画用紙を緑に塗って小道具で対応した気がします。
それでは草の役でも頑張ってみましょうか、しかも草の根!
実はそんなに嫌いでもなかったりします(笑)