旅の記録 金沢編

長野県の保養施設から金沢まで、上信越自動車道から北陸自動車道を通って片道330キロ位だったでしょうか。カーナビだと長野の山道を下るのと高速を含めて5時間と表示が出ます。でもホント申し訳ありませんが運転手が暴走しまして片道4時間で着きました。物凄い根性で4時に起き、9時半頃金沢に到着。午後1時頃に帰途につき5時頃に保養施設に戻りました。なにしろ保養施設は夕食が6時と決まっているので是が非でも戻らないと夕食にありつけません。保養施設のご飯って美味しいんですよ^^;
駆け足でしたが平日だったのでどこもスムーズで、それなりな観光はできました。
 
朝は暗いのとお天気が悪いので、山道は雲の中のように真っ白。そんな中くねくねした道を下るんですからドッキドキ。何の動物も飛び出してこなくてホント良かったです。
上信越自動車道と北陸自動車道はトンネルだらけ。やけに沢山あると思って帰りに数えたら50個のトンネルをくぐりました。ということは往復で100個^^;
日本の背骨の連峰の下をくぐって日本海側に出て後ろを振り返ると、高~いお山に雲がたくさん”ひっかかって”いました。そして日本海側は一面の青空。太平洋側と日本海側っていつもお天気が違いますが、高いお山が雲を通せんぼしているのが本当に良くわかりました。日本海も真っ青で穏やかでした。でもこんな暑くては蟹さんはいないのですよねぇ^^;
 
さて、金沢と言えばなんてったって兼六園。日本三名園ですからね。
一歩入った瞬間「綺麗~♪」と大感激。
岡山は遠いので後楽園はよく知りませんが、先日行った梅の季節でない水戸の偕楽園より何倍も綺麗でした。(いや、偕楽園も梅が咲けばきっと・・・^^;)
一番有名なのはこのあたり↓ですね。
 
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水に映った木々も綺麗でしょう?
それになんといっても地面に苔がいっぱい!
ビロードのようなのではなく、ちょっと背が高くてふかふかしているのでオオスギゴケでしょうか、すっごい綺麗でしたよ。わぁ苔だ苔だ♪と狂喜乱舞してこっそりスリスリしてきました。
春も冬の雪吊りも見たくなってしまいます。
園内は1時間で1周できます。
 
そして、金沢といえば茶屋街も有名です。
お茶屋さんが立ち並ぶいわゆる歓楽街です。綺麗なおねーさんが三味線をひいて歌ったり踊ったりして、飲めや歌えや楽しく過ごしたところです。今は重要伝統的建造物群保存地区だそうです。
 
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 ↑わんこちゃんがのんびりお散歩をする午前中
 
東茶屋街はそれほど広い地区ではないので、あまりお店に引っかからなければ見学には時間がかかりません。和風カフェのようなところでゆっくりすればそれなりにかかりますが。
 
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まだまだ暑くて夏も残りつつ、猫はトンボハントに熱中して、季節の狭間の金沢です。
 
最後に軽く武家屋敷跡などをちらりと覗いて。
 
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武家屋敷も、お茶屋さんも、そして先日の松本城も、日本のおうちは(ひと括りに家と言ってしまう)階段が急で狭くて、玄関やあちこちに段差があってバリアフリーのバの字もなくて、壁で仕切られていなくて、天井が低くて、お台所が怖くて、トイレも怖い、です。
文化の点ではともかく、家屋の西洋化によって暮らし易くなったのは確かだと思います。
 
というところで観光はおしまい。
一応海側に行ったので、、お昼にお寿司など食べて帰ってきました。
 
 
山梨編に続く。
 

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