お彼岸に

毎年毎年、暑さ寒さも・・・と生きる目標(!)にしているお彼岸です。
昼間はドッと汗をかきましたが、夜になって肌寒くなってきました。
うむ、うむ、今年も大変ヨロシイ。

昨日、某駅の駅ビル的商業施設の1階にある「とらや」さんでおはぎを買おうと思ったときのことです。
私の前に1組のご夫婦が品定めを始めたところのようだったので、私は順番順番とその横に立ちました。
店員さんはと見ると「研修中」のバッジをつけた店員さんでした。
研修中かぁ。
店員さんがご夫婦に話しかけます。
「何かお探しですか?」
ご夫婦が、私には聞き取れませんでしたが何かを言った次の瞬間、店員さんはいきなり英語を話し始めました。
横からではぱっと見わからないアジアのどこかのご夫婦だったようです。
そして二言三言ずつやり取りがあって、瞬く間にご夫婦は羊羹を買って去って行きました。
私はおはぎと、ついでにウサギのお饅頭も追加しながら、猛反省しました。
「研修中」のバッジを見た時に私は何を思った?
不慣れ、手間取る、遅いかも、、、そんなことを思わなかった?
お店の販売員の接客を侮っていなかった?
そんな私に「研修中」の彼女は見事なプロフェッショナルを見せてくれました。
高齢化社会につま先を入れる年齢にやっとなり、風立ちぬを1,000円で観て来たところなのに、いくつになってもニンゲンなっちゃないわぁとつくづく思いました。

コメント

  1. Keiko より:

    >「研修中」のバッジを見た時に
    私もきっとロズレさんと同じ思いを抱いたと思います。

    今は研修中の方もしっかりとプロでおられるのは嬉しい事ですね。
    こういう路線で行けば日本は大丈夫そうな気がします。^^

    • ラ・ロズレ より:

      スーパーのレジなどでは、この研修中に気づかずに「大失敗」(!^^;)することもあるのですが・・・
      だからといって一律な先入観はいけませんよね。
      そのうちオリンピックもあるし、やっぱり英語ねぇ・・・。・・・。・・・。

  2. もも より:

    すがすがしいような、あたたかいような、なんだかいい気分で読みました。
    「研修中」という札は、「十分な働きができなくても許してね」というような言い訳も含まれているように思っていましたが…。(スーパーではそう思っていれば寛容になれるし…^^;)
    研修中の身であってもプロの動きができるなんて、素晴らしい♪
    こういう人がいてくれたら、日本の将来も捨てたものじゃないと、オバサンとしては思いましたよ。
    そして、ロズレさんの語り口がまたいいですねー♪^^

    • ラ・ロズレ より:

      前を走る若葉マークの車には用心するに越したことはありません。
      毎年春から夏にかけて明らかに新人の営業電話が大量にかかってきます。
      スタートラインは同じですが、問題は経験だけではないのですね、今まで生きてきた全てを総動員して対処すればできることがあるし、その全てを積み重ねる努力をしてきたか、それを使う力量を備えていたか・・・
      あ・・・英語・・・何年経ってもやっぱりダメ(↓↓↓穴)