バスがバス停に停まらなかった事件

通勤でバスに乗っています。
1台のバスにだいたい45人前後の人が乗り込みます。
なかなか混雑していると言っていいでしょう。
各バス停で数人の乗り降りはあるものの、駅から乗った人のほとんど・・・90〜95%くらい・・・は私が降りるバス停で降ります。

今日は知り合いに会ったので、スマホを見ながらその内容についてぺちゃくちゃ喋ってバスに乗っていました。
喋るといってもこのご時世ですから、下を向き加減でぼそぼそな感じです。
ずっと喋っていたので、外を見ずバス停名の放送も聞いていませんでした。
停留所に着いて大勢が降り始めたので、目的地に着いたと思って私もバスを降りました。
そして思いました。
は?ここは何処?

見たことのない景色でした。
いつもと違うバス停で降りたことはひと目でわかりました。
降りるの早すぎた?いやそれにしてはあまりにも見たことがなさ過ぎる景色だ。
では乗り過ごした?こんなに大勢で?

そうなのです、誰も降車ボタンを押さなかったようです。

毎日ほとんどそこのバス停に行くために走っていると言っても過言ではないかもしれない路線です。
運転手さんが誰も降りる人がいないとは絶対に思わないバス停です。
でも降車ボタンを誰も押さなければ停まる必要はなく通り過ぎるのです。
その理屈はわかります。
決して運転手さんが悪いとは言いません。
降りたければ降車ボタンを押すのがバスのお約束です。
ご尤もです。

しっかし、誰も押さないか!
ぺちゃくちゃ喋っていて何も気づかない私が言うことでもありませんが^^;

はじめて1つ先のバス停まで行きました。
人工埠頭のほうなので工場か?倉庫か?そんな風景です。
ほぉぉこういうところなのかと興味深く眺めながらひと停留所を歩いて戻りました。
所詮はバスですから5分やそこらで戻れます。
大勢がぞろぞろぞろぞろ朝から並んでウォーキング・・・

何の文句もありません。
ただ、暑いのに朝っぱらから歩いたなぁと、それだけの話しです。

コメント

  1. もも より:

    誰も押さなくて降り損ねたこと、あります!
    でも、もっと「そこ、誰も降りないの!?」なバス停のようですね。
    気の利く運転手さんの場合、「ご利用はありませんか? ないなら通過します」とか言いますね。押さなかったら絶対止まらないというのは、日本らしくなくて悲しいような気もします。
    朝からお疲れ様でした。

    • ラ・ロズレ より:

      降りる人いないんですかぁ的なセリフも以前聞いたことがあります。
      今回の運転手さんはちょっとやさぐれていたのでしょう。
      並ぶという概念すらなさそうな悪びれないすごい外国の方とか結構いて、じっと並んでそれを見ている私のほうがストレスが溜まったりします。
      いろいろなお客さんがい過ぎて毎日いい人になれない気持ちもわからないでもありません。
      でも、暑い日に余計に歩くのはちょっと・・・^^;

  2. Keiko より:

    あらら朝っぱらから大変でしたね。
    でも、
    >大勢がぞろぞろぞろぞろ朝から並んでウォーキング・・・
    なんだか和やかな楽しそうなイメージ。

    • ラ・ロズレ より:

      私は遅刻ギリギリになど行っていないので、みなさんも笑っている余裕があったみたいです。
      あと15分くらい遅いバスでこんなことがあったら、何人か(諦められない人)は疾走したことでしょう。