『ヨーロッパ バラの名前をめぐる旅』を紹介いたします。
まぁ、コーヒーなど飲みながら本を読んでいるとお思い下さいまし。
(読み終わりましたけど(^^ゞ)
オススメする理由を説明いたしますね。
バラの写真が満載であること。
これだけバラの写真がたくさん載っているエッセイ、そうはないと思います。図鑑ではなくエッセイで、です。
しかも、図鑑のようにバラのアップが並んでいるのではなく、見開きいっぱいのバラもあれば、”バラのある風景”もあります。
本の著者が実際に目にした風景がそのまま載っているなんて、著者のご職業は「写真家」ですからね、なんて贅沢なのでしょう。
しかもヨーロッパです。
バラとヨーロッパの石の組み合わせは無敵です。自称ニッポン大好き愛国者の私も文句のつけようがありません。石の廃墟に咲くバラなんていわれたらゾックゾクしちゃいます。
「The Seven Roses Story」ではありますが、ジョセフィーヌ、ルドゥーテ、ロンサール、シェイクスピア、モリス、コレット、アントワネットの他にもたくさんのバラの写真が掲載されています。
本そのものが美しいこと。
とても綺麗な本です。装丁がお洒落です。ページの作りがハイセンスです。
文字フォントや文字色にもとても気を使っている印象です。
年表のページなんか私は「をををっ!カッコイイ!!」と思いました。
お買い求めになったらカバーを取ってみて下さい。見えない所もお洒落です。
観光情報があること。
例えばジョセフィーヌのお話しの後に、マルメゾンとライ・レ・ローズの情報が載っています。
地図に、住所、電話、FAX、開館時間、ホームページまで!旅行ガイドブック並みです。
私は行ってきたのヨという著者の自慢話ではありません。お誘いなのです。
で?行けって?と思うわけですが。
これが、ホントにだんだん行きたくなってくるのですねー(笑)
ヨーロッパは2泊3日では行って来られないのが難点です。そんなに有休が・・・(T_T)
せめて博物館や植物園やベルサイユなどのホームページを見て気分だけでも盛り上げましょう。
アーティストの視点であること。
著者の松本路子さんの職業は写真家です。園芸家ではないのです。
バルコニーにバラの鉢を並べて一喜一憂する私たちの側の方です。
これ、大きいと思います。
ガーデナーさんは園芸家の方々のお話に慣れています。でもたぶん世の中にはそうでない人のほうが多いのではないでしょうか。
バラの写真ではありませんが、コレット博物館の写真が印象的でした。こういうところが園芸本と違うところですね。
だから園芸雑誌でありながら文化まで扱うBISESがハイクオリティなのだわと納得しました。(松本さんはBISES内でも特集記事を書いています)
読んで欲しい人。
このご本のお話をしていた時に、松本さんが「Kさんのようなバラが好きな人に読んで欲しい」と仰いました。
いや~ん、それってスッゴイ殺し文句(笑)
でも、今この瞬間、ここまでこの記事を読み進んで下さっている皆様も、私と同じくらいにバラがお好きでしょう?
だからこの本を読んで欲しい人の中に皆様も入っているのですヨ。
私は、ガーデナーではない人にも是非読んでいただきたいと思います。
そしてこの本を読んでガーデンローズの罠に嵌れ!と世界征服を企むわけであります(^^)v
4月に池袋のジュンク堂書店で写真の展示、5月2日夜に同書店にてトークショーの予定があります。
私は行きますので、皆様もお時間がありましたら是非、池袋でお会いしましょう!
アマゾンで表紙の拡大写真が見られます。
コメント
おめでとうございますー♪
あ~、なんて期待が高まるのでしょう^^v
もう、ロズレさまのお話だけでもトロ~ンととけそうです。
ビックニュースも付いてますネ( ̄ー ̄)ニヤリ
5月にトークショーo(*^▽^*)o
わわわ!なんだか嬉しいですね!
ふふふ!盛り上がってきますね♪
来週には手にできそうですが、早くみたいです☆
そして宣伝も担当したいわ~[E:heart02]
ヨーロッパ行きたいですぅぅぅ!
ヤバイですよ、本当に行きたくなりますよ、ご注意下さい(笑)
トークショーは池袋なのでゆめさんもご家族で如何ですか。
あ、でも5/2はゴールデンウィークの初日になりますね。ご家族じゃ無理か^^;
あ~、やっぱりバラはいいですね~♪
おお、出たのですね。
そしてもう読まれたのですね。
渋いカップに入ったコーヒーを飲みながら。
(素敵なカップねぇ)
我が家もヨーロッパの一角に位置するんだけど、なんか違うなぁ。(笑)
うふ。自称愛国者ですから、ここはお茶にしようかと思ったくらいで、でもやっぱりコーヒーにしました。日本の焼物で。
Keikoさんのお宅には「神殿」があるではありませんか。ものすごくヨーロッパですよぅ。
白っぽい色の石でしたよね。憧れます~♪