バラの名札も進化する

バラ園やイベントなどでバラの写真を撮るときは、バラと一緒に名札も撮ってきます。
そうでないと家に帰ってから「あなたは誰?」になってしまいます。
毎年そうして撮っていると、名札に書いてあるバラの説明の内容が以前と違っていることがあります。
たとえば、今日気がついたのはイングリッシュローズの『モリニュー(Molineux)』

David Austin社の名札の説明文です。

2008年撮影:
濃厚な黄色のロゼット形の強いティーローズ香を持つバラ。きわめて豊富に花を付けて対病性がある。とても、たよりになる。

2011年撮影:
美しく鮮やかな黄色のロゼット型の花は、非常に花つきがよく、繰り返しよく咲く。心地よいティー香。見事な直立性シュラブとなる。

同じことを言っていますが表現がだいぶ違いますね。
私は「たよりになる」という表現も微笑ましくて好きですよ(笑)

こんなことなら名札もちゃんと撮って載せられるようにしておけばよかったです。
名札っていつもわかればいいやで撮っているので、ぎりぎり字が読めるピンボケとか、ものすごい斜めとか、自分の指が写っているとか、ろくでもないものばかりです。
今年から名札もコレクションと思ってちゃんと撮ろうと決心しました。

コメント

  1. Keiko より:

    管理の方が変わったからでしょうか?この変化は。
    とにかく、日本は本当にいい国だと思います。
    こんな丁寧な名札、こちらでは見たことがありません。
    キュー・ガーデンにだってなかったと思います。

    • ラ・ロズレ より:

      より分かりやすく伝えるための見直しがあったのでしょうね。
      DA社の名札って、バラ園のではなく苗に付いている写真付きのDAの名札なので、DA各国支部でそれぞれ付けているのではないかと思っています。
      Keikoさんは、ほら、ER買わないから見ていないのかもですよ?
      あ、名札って書いたから紛らわしいのかしらん、タグって書けばよかったかな?

  2. もも より:

    2008年の方は、いかにも英語の直訳っぽい。よく見た雰囲気の文章。
    新しい方は、日本人によるナチュラルな日本語ですね。

    私も札を見るの、楽しいんです。
    他の植物ではなかなかないと思いませんか?
    ベラボーな値段が付いている山野草でも、バラ同様カタログがある蘭でも、こんな札をぶら下げてはいなかったと思うのですが…。

    • ラ・ロズレ より:

      そういえば、バラ以外であんな説明文を首にぶら下げて売っている植物は見たことがありません。
      そっかー、うんうん、確かに、そっかー。
      やっぱり、ちゃんと撮っておけばよかったかしらん、デビッドオースチン社とデルバール社の歴代ネームタグコレクションとか、作ればよかったかな。
      今後は見たら絶対撮ろうっと(笑)