毎年の定点観測ポイント、皇居 牛ヶ淵の今日の桜です。
千鳥ヶ淵では満開宣言を出していましたが(千代田区が)、満開まではあと一歩かな?という印象でした。
それよりも、なんだか、今年はすごい違和感がありました。
なんだろう?なんだろう??と考えて、気が付いた・・・
ほとんど咲いていない樹があるのです。
横に回って同じ樹をもう一度見てみました。
やはりこの一角、花がありません。
咲くのが遅い?
いや、去年までは一斉に咲いていました。
ということは、樹がダメになってしまったのでしょうか。
染井吉野の寿命の話しは近年良く聞きます。
皇居の染井吉野も戦後植えられて70年も経った樹なのでしょうか。
毎年桜を楽しみにしています。
でも今年の桜が去年と同じではないということ、身にしみました。
桜の花弁だけでなく樹でさえも、ただ春の夜の夢のごとし。
コメント
今年もきれいに咲いてくれましたね。
桜と空もいいですけど、
桜と堀もいいなぁって思います。
よく花見に行くお寺さんの桜が、
今年は随分と伐採されていました。
多分、古くなって存続が難しくなったんだと思います。
別のところに桜を植樹していて
そちらがこれから桜スポットになるのかな。
今年の桜が去年の桜とは違う、
私も実感しました。
桜は空にも水にも似合いますね。
川沿いの桜も各地に名所がありますものね。
全国的に桜も高齢化社会となってしまったようで、なんともかんとも・・・。
植え替えも進んでいますが、古木の枝振りと比べるとちょっと風情に欠けるところがあるのは、まぁしかたのないことでしょう。
お寺さんは自腹で植え替えなのでしょうか。大変かもしれませんがなるべく桜が減らない方向に頑張っていただきたいですね。
戦後植樹されたものはソメイヨシノが多く、一斉に寿命を迎えつつあるという話を読みました。
今では、病気に弱くて寿命の短いソメイヨシノは植樹しない方針だということも。
桜の景色も世代交代なのですね。
こうして毎年観察を続けていると見えてくることがあって、いいですね!
桜が開いているわりには「圧巻!」という感じがまるでなく、ちょっと淋しく思いました。
寿命なのか病害虫なのかわかりませんが、染井吉野はいわゆる「クローン桜」ですものね、何か無理があったのでしょうか。
いっそ千鳥ヶ淵と棲み分けて違う桜にしてもよいので、なんとか整備していただきたいものだと熱望しています。