公爵夫人2020

前回の枢機卿は法王の最高顧問という高貴な身分でした。
公爵というのも公侯伯子男と覚えたように爵位の頂点であり、その夫人となればこれはまた高貴な身分であります。

そんなわけで、Montebell公爵夫人はたいへん贅沢なお方です。
枢機卿は聖職者なのでまぁまぁ質素でも花付きは良いですが、公爵夫人となるとタダでは咲かないめんどくさいタイプです。
その分、咲くと豪華です。

半開きが好き
キチッとした感じが好き
だんだん白っぽく変化します
これはこれでゴージャス

今年は花数は多かったのですが大きさが今ひとつでした。
もっともっと豪華なおもてなしが必要だったかもしれません。
来年は、フランス料理などと気取っていないで(作出国フランスです)、丼にご飯山盛りくらいの勢いでやらなくては。
最後のほうの蕾はもしかしたら開かないかもしれない感じがしていますが、途中で追肥というのもありなのかしらん?
いろいろ研究の余地はありそうです。

コメント

  1. Keiko より:

    いやぁ本当に、ロズレさんちにはやんごとなき方々ばかりで…
    うちにはせいぜいバラ育成家とか、公園設計者とか、
    モナコ王妃を除いては平民ばかりですねぇ。(笑)

    私が好きなのは3枚目辺りの咲き方なのですが、
    実はその昔、花束をもらった時に2番めの咲き方のバラに出会って、ぐっと来たことがあるのですよ。
    あの頃、すでに庭があったのかどうか覚えていませんが、とにかくバラへの興味がぐんと増しました。

    • ラ・ロズレ より:

      私が庶民なので憧れでしょうかねぇ(笑)
      公爵夫人のキッチリ感が幾何学庭園みたいで好きなのです。
      ナチュラルな美ももちろん良いですが、フランスのバラなのでこれもまた良いです。
      つまり、バラはなんでも美しいのですわ(^^)v
      それにしても花束に2番めの形って珍しい気がします。
      高芯かフリフリが主流じゃないですか。
      これは運命ですね、うんうん。

  2. もも より:

    高貴なお名前なだけあって、気品がありますよねー。
    カタログには1枚目が載りそうだし、花びらの様子は2枚目がよく伝えているし、ラストの横顔がムーディーでフランスのバラらしくて♪ どれも好きって思ってしまう〜♪
    ただの多情なバラ好きですね。^^

    • ラ・ロズレ より:

      いいんですよー、バラはすべてがバラですから!(^^)v
      そんなバラを「咲かせきる」バラ園って凄いと思います。
      バラもスタートダッシュで力を使ってしまったりしますし、現代の丈夫なバラではないので途中の天候次第でうどん粉にもなります。
      この中長距離感が難しいなと思います。
      せっかく高貴なのですから最後まで高貴でいさせてあげたです。