何年生の国語の教科書だったか・・・
『最後の授業』という短編が載っていました。
フランスが戦争でドイツに負けたので、ドイツ語で授業をしなければならなくなり、今日がフランス語の最後の授業です・・・というような内容のお話しでした。
先生がフランス語は世界で一番美しい言葉ですと生徒に教えていました。
この短編は、いろいろと私には衝撃でした。
自分の住んでいる場所が他国の領土になることとか、
私は日本語以外の授業があったら一言もわからないけどフランス人はドイツ語でわかるの?・・・とか^^;
フランス語って美しいのか、そうなのか?ふぅん・・・とか^^;
なぜ、突然この話しを思い出したかというと、
最近毎日外国の方々と話しをするのでそっち方面の話しばかりで恐縮ですが・・・
フランス人の女の子に、書類のココのところも書いてくださいねーなんてことを言ったときに、私、うっかりして「英語で書いてもいいですよ」なんて言ったのです。
そうしたら彼女は「英語はわからないので日本語で書きます」と答えました。
彼女は日本の国立大学に通う留学生で、日本語ぺらぺら、国立大の留学生はさすがねと感心するくらいにぺらっぺら!
でも英語はできないらしいです。
そういえば、フランスに旅行すると、観光地のホテルなど以外では英語が通じないことが多いと聞いたことがあります。
日本人は英語を喋れない、フランス人は英語を喋らない、そんな説も聞いた気がします。
私は、外国人というだけで「英語で書いてもいいですよ」なんて言ってしまいましたが、ちょっと英語に毒されていたかなと思いました。
でもね、やっぱり英語できないと不便です^^; 毒とは言い切る勇気はありません^^;;;
そんなこんなありまして、『最後の授業』です。
このお話しが載っていた教科書を使った人は多いのかな?少ないのかな?
欧州史とか人間の所業とか難しいことがたくさんあるのに結構記憶に残っていたということは、良いお話だったのでしょう、きっと。
そしてそれをちゃんと読んだ私も偉い子だったなぁ。(ちゃっかり自画自賛で終わる(笑))
コメント
多感な時期に入ってきた情報は生涯忘れませんよね。
国語、私も好きだったなぁ。
>日本人は英語を喋れない、フランス人は英語を喋らない
あはは・・確かに
こちらではNHKWorldという番組を見ることができるのでたまに見るのですが、登場するのは英語いえ、イングリッシュペラペラの日本人や日本語ペラペラの外国人たちばかりで驚きます。
一般にはまだそんなに英語ペラペラじゃないですよね?
英語の前に日本語自身をもっとしっかり勉強しなさいと言う話もありますが。
真面目に教科書を読んだんだなぁと思ったものの・・・ちゃんと読んだのは国語だけです、算数など嫌いなものは見向きもしない偉くない子でした^^;
ほとんどは帰国子女とか親のどちらかが外国人とかでしょうね。
私はそこまでぺらぺらじゃなくていいです。
でも、チョットだけでも難しい^^;
イタリア人と結婚したイタリア語ぺらぺらの日本人女性にも何度か会いましたよ。
あぁ…すっかり忘れていました、『最後の授業』。
何に載っていたのだろう? それすら思い出せないという…(汗)。教科書だったんでしょうねぇ、きっと。
戦争に負けることが日常にもたらすこと、次の日からドイツ語の授業ができるということ、フランス語が世界で一番美しいという矜持…すべてが驚きでしたねー。
いまロズレさんは、そんな驚きと共に仕事をされているんでしょうね。
言語とか文化とか既成概念をぶち破るお仕事のようで、大変そうだけど刺激的。
脳が活性化してお肌もピチピチしてきそうです。
ロズレさんは近いうち、挨拶程度なら20数カ国語使えるというかつての恩師に追いつくことでしょう!!
バラという国境を超える話題も持って、鬼に金棒!
教科書の後のほうだったことまでは覚えています。
私が子供の頃は日本にいる外国人も多くなかったし情報も今ほど多くなかったし、本当に驚きがいっぱいでした。
でもあの頃はまだ脳が柔らかかった!
今は脳はすぐにフリーズします、活性化する機能がもう・・・^^;;;
私よりずっと年上で可愛い英語を喋る人がいるのです。
「You are ○○ ね?」とか「This is ○○ でしょ?」とか語尾に日本語が付くのです。
これ、結構通じてるんですよ(笑)
こういう気軽な感じで多言語使っています。
うん、私も目指せればいいなー(*^_^*)