植替え 原種組

マンションベランダーの我が家のバラはもちろん全て鉢植えです。
毎年12月に入ると少しずつ植替えを始めます。
 
最初は原種組。
なにしろ原種は始動が早いので一番に植え替えます。
鉢は5号鉢(直径約15cm)。
原種のバラを5号鉢に押し込んで盆栽でもなく普通に栽培している人は世界でもそう多くは無いのでは?と思います。
どんなものだか、話しの種にご覧ください。
 
毎度お馴染みビフォーアフター。
 
ビフォー
111204_04
 
アフター
111204_05
 
手前左から
難波薔薇:まぁ例年通りです。
スポンタネア:今年の春に仕入れました。枝が全部横に伸びています(涙)
難波薔薇の挿し木とカカヤンバラの実生:我が家内増産^^;
 
手前から2列目左から
筑紫茨:枝がV字です。ちょっとかっこ悪い。
十六夜薔薇:あまり調子が良くありません。今年の花は1輪。
白木香ノルマリス:あまり咲きませんでした。でも根はちゃんとしていました。
黄木香ルテア:3分の2枯れました。ばっさり切って横枝をメインに斜め植えしました。
 
手前から3列目左から
富士茨:去年の90度斜め植えが成功。今年は45度くらい傾けました。
カニナ:相変わらず元気です。
八重山野茨(カカヤン):まずまず普通です。
照葉野茨:シュートが横に出ていたので支柱を立てて垂直養成ギブス。
 
最後列左から
ギガンティア:枝振りが良くない。あまり切らずに様子見。
浜茄子:あまり小さくなるのが得意ではない品種。横ではなく上になら伸びて良し。
ダブルホワイト?:スピノシッシマ系の棘のために自分で絡まっていたので若干ショート目に。
野薔薇:順調です。
 
 
5号鉢だと、成長の良いものは1年ですっかり根が回ってしまいます。
一応毎年植替えでチェックすることにしています。
「サロン ラ・ロズレ」では、美容室とエステティックサロンを兼ね、今年は如何でしたか?などと世間話などをしながら全身のケアとカットのサービスをします。
カットはいつものように?今年は短過ぎたので来年は伸ばします?と色々ご要望にも応じます。
根っこの先から葉っぱの先までのチェックも行い、伸び過ぎた根を整え、余分な枝を落とし、サッパリとしていただきます。
モダンローズではないので植替えだけでなく剪定もしてしまいます。
一年に一度の親密コミュニケーションの時間は楽しいですよ。
 
この後、オールドローズ、モダンローズと週末のたびに植替えが続きます。
植替えをやると膝や腰の曲げ伸ばしで体がバキバキ!(笑)なので、柚子湯で温まります。

コメント

  1. Keiko より:

    「植え替えでもしようかな?」
    で、すぐに行動に移されるのがすばらしい!
    鉢植えの鉢の大きさをこのくらいにそろえておられるのは大正解だと思います。
    我が家ではつい大きくしてしまったがために、植え替え作業が困難です。
    13号ぐらいまではそれでも根性でひっくり返すのですが、(テラコッタなので重い!)それ以上になると人の手を借りるか、あきらめて中の土をほじほじするというようなことになってしまいます。
    大きくしたい株はやはり庭に植えるほうがいいですね。
    皆さん、サロンで歓談なさってすっかりさっぱりきれいになって喜んでおられることでしょう。

  2. ラ・ロズレ より:

    ちょうど今日の午前中に土が届くように注文していたので、まぁ、勢いです^^;
    5号鉢はらくですよ~、片手で扱えますからね。6号鉢のロングになるとちょっと重いです。
    13号なんて想像も付きませーーーん!
    ましてやそれ以上なんて!!
    大きな鉢植えも見ている分にはカッコイイのですが・・・
    鉢植えもお庭も、手を掛けないでカッコイイものはひとつも無いのだと、カッコ良ければ良いほどに苦労があるのだと大分分かってきました。
    素敵なお庭の奥様に限って、スコップ振り回して脚立に乗って虫を殺傷してと、すごい事をやっているものです、ええ、ええ、間違いなし。