記録にならない記録

バラは毎年同じようには咲きません。
これ、ロザリアンには自明の理。

気温が高いとか雨が多いとか肥料を変えたとか、理由がはっきりしていることもあれば、なぜだかわからないこともあります。

私の場合は、大抵なぜだかわからないパターンです^^;

アルンウィック嬢の色が濃い気がします。
微妙なところなのですけれど、持ち主的には特に開花の初期段階で濃いように見えます。

グリーンアイス嬢のグリーンも微妙に濃いような気がします。
うわっ緑!と思うのは、今年は花の部分だけでなく枝ごとバッサリ切って活けて目の前にあるからかもしれませんが・・・

プルプレ嬢の返り咲きの発色が良い、気がします。
退色途中の色が一番花と遜色がない魅力的なものでした。

さて、

主に色のことに気がついたので、原因を考えてみました。
土。
2年前にすこし高いほう(!)にしましたが、今年は変えていません。
肥料。
高い固形肥をやめました。安いほうはいつもと同じ。
気温。
今年はバラの開花がとても早かったのですが、色に気づいたのは今の時期。

確固たる原因をひとつも思い付けません。
色もほんの少しのことで、しかもバラ全員の花が濃いわけでもなので、今シーズンの決定的な共通現象でもありません。
気温と湿度に何かが反応・・・かなぁ???

そういえば、ヘリテージ嬢が今花盛りです。
今年はほぼゲンコツくらいに切ったので、一番花の頃は摘蕾をしていました。
そうしたら今、咲くわ咲くわ。
もともと散りの早いお嬢なので、この気温で更に大急ぎで散っていきますが、花は夏花ではなく春花の様相で咲いています。
さすがにサイズは若干小さめで、1割引か2割引かくらいです。

調子が良いといえば、スポンタネア嬢のヒップが落ちません。
真ん中あたりの緑のローズヒップがおわかりいただけるでしょうか。

Rose chinensis spontanea

こんなにしっかり残っているのは初めてです。
そしてヒップの右のシュートがビューン!と伸びています。
原種バラなので、それはもうどこまでも伸びる勢いです。
バランスが崩れるし隣の葉とぶつかるし邪魔です。
いつ、どの辺で切るか、悩みます。
我が家のヒップは毎年ほとんど途中で落ちています。
ポールズのヒップは既にたくさん落ちてしまっています。
その他の原種も毎年残って数個程度です。
ベランダの鉢植えではヒップは夏越ししにくいのだろうと思っていました。
スポンタネア嬢のヒップは大きいので色が付いたら楽しそうです。
頑張って欲しい!

結局、だからなんだというわけではない、なんとなくの記録です。

コメント

  1. ゆめ より:

    不思議な事、ありますよね。
    私は『カサブランカ』がおもしろいなぁ〜と感じています。

    毎年秋に球根を買います。
    もう開きそうだな!というタイミングで毎年切って生け花にします。
    球根は必要以上に消耗しないので、翌年もその翌年も貧相にならずに咲きます。

    ただ…去年は2年目の球根5球すべてが12〜13のつぼみが付き1年目の球根より見事な花をさかせました。(この5球、今年は各5輪。)
    よほど場所が気に入ったのか、気候なのかわかりませんでしたが倍以上の花数をサイズも大きく咲いたのには驚きでした。

    植え場所に困って昨年秋に買った球根は、畑の一角に5球植えてみましたが、
    それぞれ5輪の花つき。
    条件はいいはずなのに平凡な数。
    肥料とか、土でもなく、ましてや毎年同じ値段の球根とすると
    なんであんなに咲いたんざましょ…と、どうでもいい話。失礼しました。

    • ラ・ロズレ より:

      わぁぁ♪
      カサブランカの房咲き大サービスですか!
      ものすごい香りだったのではありませんか?
      卵を割ったら黄身がふたつだった的なサプライズですね、、、と主婦の感想です^^;
      なにか運命・・いやいろいろ混ざっての運?
      それとも持ち主のモチベーションを上げるため時々プレゼントを用意する植物の神様がいる?
      それなら神様の計らいに乗って楽しみます(^^)

  2. もも より:

    グリーンアイス嬢のグリーンが濃く出るのは、理由は1つですよ。硬くなってるから。では、なぜ硬くなってるのか。心当たりあります? これはロズレさんの考察を待たないとなんとも…。
    うちのばらが弱っているのに比べ、ヒップが育つとかシュートがびゅーんと伸びるとか、威勢の良い話でにんまりしました。

    • ラ・ロズレ より:

      心当たり・・・ありません(涙)
      今年ビュンと伸びた枝なのです。
      いつもなら揃える程度に切るところ、そこだけ飛び出して花束ができてしまったので枝ごとごっそり切りました。
      通常とは違う状況ではあるのかもしれません、けど、何処か何か硬いのでしょうか、何処が?何が?^^;
      白と緑のコントラストがお洒落で見た目は良いです。
      ただ、バラ栽培的に喜んでいいのかわからないと、落ち着きません。

  3. Keiko より:

    なんとなくの記録、きっと後年役に立つことでしょう。

    • ラ・ロズレ より:

      約に立つでしょうか、あまり期待はしていませんのですワ^^;