読書 夕庭

作家・丸山健二さんの『夕庭』を読んでいます。
 

 
私は、先日の神保町の古書まつりで1000円でGETしました。
 
そもそもは、松本路子さんに教えていただいた作家さんです。
作家・・・小説家?
そちらの方面はいまだ読んでおりませんのであまり詳しくは説明できませんが、私にとっては「難しい」方向の小説だと思われます。
そんな方が安曇野あたりでお庭を作っていらっしゃいます。
男性で、難しい(←あくまでも私の感覚ですから)小説を書く方の、作庭の考察、、、とでも言いましょうか、園芸本でも観察記でも苦労話と称する自慢話しでもないお庭と植物の本、案外少ないのではないかと思います。
 
私がこの『夕庭』に悩殺されたのは、目次です。
目次って普通、各章のタイトルなどが書いてあったりしませんか。
この本は目次にきっちり2行ずつ”文章”が書いてあります。
では本文はどうなっているか。
写真なのです。お庭か植物の写真が載っているだけなのです。
うわぁ~こんな技見たこと無い!と、ちょっと衝撃でした。
 
ガーデニングとは趣の違う世界を覗きたい方、如何でしょう。
園芸コーナーには置いていないタイプの内容だし口コミでもないと知らないで過ごしてしまいそうなので紹介してみました。
他にもお庭に関する本は何冊か出ています。『夕庭』はだいぶ以前の出版です。新しい本を探してみるのもよいかと思います。

コメント

  1. M's より:

    ご無沙汰です。
    最近はtwitterに夢中で、ブログがお留守になっていました。
    今年の6月,「なごみ」の仕事で、丸山健二さんの庭に行ってきました。
    今は原種バラとルゴサのさまざまな種類がいっぱいでした。
    南アルプスを背景とした庭景はなかなかのものでした。
    松本路子

  2. ラ・ロズレ より:

    松本さん、こんにちは。
    まぁ、twitter、あれから順調に活用中なのですね。くぅぅ!負けましたわ!
    私はいまだtwitterデビューをしておりません。
    あのお庭のお写真に載っている、あれはなんと言うのでしょうか、通路のような木道のような浮橋のような?・・・ところが、妙に気になる私です。
    今年、ポールズヒマラヤンにヒップがひとつ出来たのですよ。まぁその可愛らしいことと言ったら!
    そこだけ見れば、私の自己満足度はお庭にだって負けません(^^)v

  3. M's より:

    あのお庭の木の橋は門から玄関とテラスにつながっています。
    冬には、木の橋の高さまで雪が積もるということで、必要なのだそうです。
    夏は花道みたいです。
    11月、ローズヒップの写真撮りに草ぶえの丘に行ってきました。自宅ではバレリーナのお尻が採れたので、ビネガーに付けて、ローズヒップ酢を作成中です。
    松本路子

  4. ラ・ロズレ より:

    花道!そう花道ですね、その言葉をうっかり思いつきませんでした。
    お庭の植物がお客様役になりますか^^;
    お庭なのに地面が視点になっていないところがとても不思議でした。
     
    草ぶえは拡張して今後が楽しみですね。
    でも、花より団子、ローズヒップ酢に興味深々です。
    何に使うのが一番合っているのでしょうか。今度報告を聞かせてくださいませ(^^)