降りる人が済んでから

昨日、地元の駅で電車を降りるときのこと。
一番に降りるためにドアが開いた瞬間ホームに1歩踏み出そうとしたら、真正面から若い女の子がズン!と入ってきて、勢いで私は車内に後ずさりしてしまいました。

まぁ、いいです、普通のマナーさえ守れない人は人として相手にしないことにしているので彼女のことはとりあえず置いておきます。
思ったのは、最近「降りる人が済んでからお乗りください」という放送を聞いていないなということです。
「降りる人が済んでから」と「白線の内側」は子供のころから聞き続けて体に浸みこんでいます。
もう毎日毎日大音量でこれでもかというほど聞きました。
ラッシュ時などは、そんなにおとなしく乗る人なんかいないぞ、無駄な公害放送だぞとすら思っていました。

今、私の日頃乗る電車ではホームドアがあります。
「白線の内側」というものがそもそもなくなってしまいました。
駅員さんの生音声はめったに聞きません。事前に録音したのを流すだけ(?)のような決まりきったものがほとんどです。「降りる人が済んでから」なんていう音声は録っていないようです。

そんな電車に乗っていると、私のようにあのセリフが体に浸みこんでいない人が増えますね。
スマホの画面を見ながらノロノロ降りてくるヤツなんか待っていられないというのもありますね。

JRとか大きな駅はどんな放送していましたっけ?
みなさま思い出せますか?

コメント

  1. Keiko より:

    はいはい、この言葉頭に染み込んでいます。
    で、いわゆる当時のごく当たり前の日常的なことでお笑いの方がネタにしていたのを覚えています。
    そのお笑いの方は東北弁で言うと「落ちる人が死んでから」になると・・・(笑)

    • ラ・ロズレ より:

      私も、降りる人と同じくらいに、落ちる人も染み付いちゃっています(笑)
      でも、東京の朝の電車ってよく遅れるのですが、放送で、どこどこの駅でお客様転落のため・・・なんてことを言われると本当に困ってしまいます。
      もしも私が「歩きスマホの人全員コケロ!」という魔法の呪文を知っていたら7割くらいの人がコケルかなぁ?なんて想像してにやにやしながら駅を歩くいじわるオバサンです。