電車が遅れる理由:今日の場合

東京23区も朝から雪が積もっている状態になりました。
東京の電車が雪に弱いのは知っていますし、ニュースでも散々報じていましたが、今日は私の予想を超えていました。
駅に行くと、何やら道路に長蛇の列。
ま・・・まさか?
はい、そのまさかでした。
ホームに人が一杯、入れない人が改札口から並んで、駐車場の角を曲がってスーパーの入り口付近までズラー。
遅れるだろうとは思いましたが、たかだか5センチの雪で何故こうなるのか。
列に並んでいるうちにその理由がわかりました。
雪のため徐行運転をすることにし、そのために電車の本数を減らしている、そんな説明がありました。
そりゃ、こうなるわ。
普段のダイヤ通り数分おきに来たって混んでいるのに、電車が来なければ人が溜まる、人が溜まれば降りる人が通れない乗る人が乗れない、すったもんだして電車が遅れる、更に人が溜まる、、、こういうのを悪循環と呼んでも良いでしょうか?
もちろん、東京のすべての電車が同じ理由でマヒしているとは思いませんが、でも、ひとつの事実を目の当たりにして、あぁ、こうやって東京は動いて(今日の場合は止まって!)いるんだなーとしみじみ考えたことでありました。
家から徒歩10分の駅の電車に乗るのに1時間もかかるなんてねぇ、50分外にいるのだもの寒いのなんのって。
私は23区の片隅のローカルな私鉄ですからこんなものでしたが、もっと大きな駅ではもっともっと大変だったと思います。
雪の多い地域の方々は、東京何やってるの?とお思いでしょう、今日の場合、一部ではこのようにしてこんがらがっていたのでした。
近年世界的に有名になった日本人独特の大人しさも健在で、低姿勢でお願いする駅員さんの声だけが響く中、みなさんスマホに見入って黙々と時間をつぶしていました。

コメント

  1. Keiko より:

    まぁ、それは大変でしたねぇ。
    寒い中じっと立って待つというのは酷ですよ。
    スマホさまさまですかね。

    賢い日本人がなぜこういう事態を予測して何がしかの対策を立てていないというのが不思議ですね。
    中部以南のイタリアではごくあたりまえのことなので雪が1センチでも積もったら学校もすぐに休校になりますが・・・(笑)

    • ラ・ロズレ より:

      対策は、事故でも起こったら責任取らなきゃいけないからという方面の安全策が勝った感が無きにしも非ずに思えます。
      でも、そんな会社の方針に従う駅員さんたちが本当に一生懸命で、八つ当たりもできやしません(^^)
      スマホのおかげで、他の路線の情報もすぐにわかるし、友達と情報交換や愚痴りもできるし、無駄な焦りが軽減されるのでしょうね、精神的にも役に立つツールです。